Festina Lente2

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保護者失格?

11月末まで仕事に追われて、12月早々少々気抜け。
これではいけないと出張がてら、なかなか顔を出せなかった研修に。
思いがけず自分の受け取り方が変化していたことに、びっくり。
少し嬉しくなって幸せな気分になって帰宅した昨日。
心掛かりなのは、娘とおしゃべりできなかったこと。
さて、本日は・・・。音楽教室の日。
仕事帰りにピックアップして帰宅してみれば、
あれ? 炬燵の上に・・・。このこんもりしたプリントの束は?


10月末からの学校からの連絡。様々な連絡。
給食・保健便り・図書館便り・青少年センターの催し・
教育講演会のちらし・滅多に出ない学級通信。
(昨年の担任と異なり、殆ど発行されない学級通信)
そして何枚かの白紙の宿題プリント、小テスト。
よくもまあ、これだけ溜め込んだものだと思うと同時に、
これまでは娘が寝てしまってから帰宅時でも、
いつもちゃんと机の上に出していたのに、
何でこんなに溜め込んだんだとガックリ。


1・2年時とは異なり、あのね帳もない。作文も減った。
連絡帳にサインもない。宿題朗読ノートにサインするぐらい。
テストプリントは学校で挟んでいるからと、持って帰ってこない。
授業の様子や進み具合がちっともわからない。
2学期の初めは、懇談会のチラシをまだかまだかと催促。
やっと来たよーと受け取ったから、
期末の懇談会も同じようなものかなと思っていたら、
何と今週の初めにもうプリントが配られていた。
しかし、この1枚ならいざ知らず、残りのプリントの山は・・・。


持ち物検査のようなものが嫌で、娘には自分のものは自分でと、
ランドセルの中身を探るということをしない私。
自分がされたくないからプライバシーには関わりたくないが、
親だから見て点検も当たり前、という意識が無いでもない。
それにしても、これだけ溜め込まれると
「忘れていたの」という言い訳を信じるわけにもいかず、
自分の育て方しつけの悪さも影響している上に、
ぬけぬけしゃあしゃあと謝りもせずへろっとしている娘に、
苛々苛々苛々苛々、イライライライラ。


1・2枚ならば忘れてた、ついうっかりも笑って許せる。
しかし、ここまでプリント挟みに溜め込んだということは、
忘れたの範疇を越える。ちゃんと見せようとか、
プリントを整理しようとかいう気持ちが無かった。
裏返せば、私自身が娘に対して声を掛ける回数が減っていたことも意味する。
いつもいつも、ちゃんと見せるということを前提に
のんびり安穏と構えていて、帰宅時間が遅くなっていたこの1ヶ月あまり、
食事と宿題を見るだけで、それ以上きちんと関われていなかった。


自分自身に対しても、娘に対しても切れそう。
いや、切れました。ぷつん。
ちょっと様々な書類が、提出期限が、申し込みが、・・・・。
もう、どうにもなりませんがな。
それにしても、「忘れてた」ではなくて、
「隠してた」に近いこの状況。
甘やかしすぎた。子供を信頼しすぎた。
かーちゃんが手抜きし過ぎた。このていたらく。
なじょんしよう。いかんともしがたい。


不燃ガスが一気に可燃ガスに変わって火が付いたような、
そんな爆発の仕方です。
自分でも嫌だなーと思うけれど、止められない。
一度火が付くと、ガスは全部燃えるまで消えない。
職場での摩擦を忘れて、何とか乗り切った達成感も粉微塵。
結局親としては失格、保護者失格、監督者不行き届き。
そんな思いが渦巻いた上に、娘に対する失望感も募り、
相乗効果で爆発。


このプリントは何? 一体これはいつ貰って来たの?
今更喚いても、遅いんですけれどね・・・。
毎日毎日こまめに連絡帳をのぞき、毎晩毎朝持ち物確認し、
子供の顔を見てお休みなさいをしていれば、
こんなことは無かった、自分の行動が招いた。
そう思うと、やり切れない。かーちゃん失格です。


駄目駄目駄目、切れちゃだめ。
頭ではわかっていても、自分にも娘にも切れる切れる。
「忘れた」と嘘をついてごまかす子には、
サンタさんは来ないからね。クリスマスのプレゼントは、なし。
あー、言っちゃったよ。
さあ、今年はどうなるのでしょう。


このまま駄々漏れかーちゃんの、いい加減な家庭教育、
手抜きの躾のまま、12月も暮れていくのか。
授業参観、2学期末懇談が恐ろしいかーちゃんです。
自分がちゃんとできていなくて、子供のことをどうこう言うのも、
矛盾しているとわかっているだけに・・・。
時間があればちゃんとできるかというと、そういう問題でもない。
無理に週末休んでいても、実質余裕の無かった自分の心の裏側を、
突きつけられた思いです。


保護者らしく親になるのは、親として暮らすのは難しい。
実の親の資格、無いじゃん・・・。
プリント挟みをチェックするなんて、綺麗さっぱり思いもせず。
そして、ぬけぬけとこういうことをする娘に、
誰かの嫌な部分を垣間見てうんざり。
似て欲しくないところばかり似るもんだと、更に切れる。
一緒に住まない人は、こういう子育ての部分には関わらないしね。
爆弾のスイッチは一度入ると、全部燃え手もくすぶり続ける。
・・・ちょっと親として、自己嫌悪の嵐です。
どうする? 懇談会の日と予定!?
些細な家族ネタだと思われるかもしれませんが、
本当に、どうするどうする!?
こういう些細なことが、日常生活ではボディブローです。

競争社会に向き合う自己肯定感―もっとゆっくり/信じて待つ

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