Festina Lente2

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学級閉鎖 初体験

本日医者を3件はしご。なかなかハードな1日となった。
朝は普通だった。何事も無く過ぎていく朝。
いつもと同じ朝。行ってらっしゃいと言って来ます。
なのに何だかおかしい。何がおかしいってよくわからないが。
出勤。どういうわけか、ことごとく信号に引っかかった。
おまけに朝っぱらから目の前はタンクローリーだ。
スピードは出せない朝は、命取り。案の定秒差で遅刻。
タイムカードは無情だ。しかし、おかしい。


まず、午前中。? 大事に至らぬよう念のため、即、産婦人科へ。
思ったほどひどくない。様子見。一時安心。来週の通院を思うと憂鬱。
それは勘? 第六感? 予感? 何だかおかしい。身の回りの空気。
午後とりあえず予定通りに切り上げ、早退。
隣の市に住む室長が話している。「下の子の学年が学級閉鎖で・・・」
胸騒ぎがする。・・・もう予約診察が始まる時間。
何とか間に合い、母の診察。帰りに年に一度の定期検査の予約。
病院の中は人で溢れかえっている。薬の待ち時間は1時間弱。
先に母を返すことにした。ここで何かに感染したら大変。


診察、次回の予約、アイソトープの予約で20分、予約の取り直しで5分。
自動支払機待ちで何分? 遅めの昼食を病院のお好み焼きでしのぐ。
結局支払い後、薬を貰って帰るのに駐車場時間オーバー。
料金を支払い家に急ぐ。嫌な予感がする。
何だかやっぱりっていう予感が。
朝から何か色んな歯車がおかしい。
何か空気の色が違うような、嫌な予感。


帰宅すると発熱・早退、炬燵でほっぺを真っ赤にした娘がいた。
6人インフルエンザで欠席。午後から学級閉鎖に。
学級閉鎖になったクラスの子供は、学童には行けない。
しかし、娘は昼前から気分が悪くなり、だんだんしんどくなったという。
悪寒もしてきて・・・。まあ、学級の中はウィルスうようよだから、
完全にクラスで貰って来た上、週の前半、水泳や音楽教室
習い事で疲れて、免疫値が落ちているところに感染したのだろう。

産婦人科医 河野美代子の更年期ダイアリー

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更年期からはじまるほんとうの人生

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発熱の状況からして、今検査しても結果が出にくいと思う。
もう少し時間が経たないと、陽性か陰性かはっきりしないだろう。
学級閉鎖時、既に学校から再登校の場合、医者の証明書を貰ってくるよう
指示され、プリントまで渡されている。
検査は明日土曜日持越しとわかっていながらも、とりあえず小児科へ。
娘の体温を測ると、39度。これは間違いなくインフルだと思うが。


小児科は何故か空いていた。金曜の午後だというのに。
もっとも、私とて3件も医者を回る羽目になるとは思わずに、
休みを取ってきたのだが、親の勘、虫の知らせというのは当たるもんだ。
しかし、私はある意味楽観的だった。娘は熱に強い。
予防注射をしていれば、軽くて済む場合がある。
保育園時一度掛かったことのあるインフルエンザでは、
タミフルを飲ませでも、幸いの異常も無かった。


熱の高さからだけでは判断しがたいと、抗生物質なし、
頓服で様子を見ることになった。むろん、時間を置いて、
土曜の午前中に再検査だ。この熱の上がり方では、
間違いないと思うものの、医師の判断は正しい。
検査に結果が反映されるのに、今の段階では・・・。
それにしても驚いたのは、娘が先生の問診にテキパキ答えたこと。


いつからしんどくなったか、どんな感じだったか、いつゾクゾクしたか、
給食はどれくらい食べたか(完食)、熱は学校で何度、家で何時頃何度、
さっきまで待合室の椅子に横になって寝ていたとは思えないほどの、
優等生の受け答えをしている。我が娘ながら、傍で見ていてびっくり。
クリニックの階下の薬局で薬を貰い、冷たい物が食べたいというので、
マックでソフトクリームとアップルパイ。(熱があっても食べられるらしい)
その間、私はパウチやポカリ等飲み物購入。


明日以降予定していた物をキャンセル。親子お料理教室や、
家人との待ち合わせ、本日月に一度のケースカンファも。
致し方ない。我が家は非常事態。
林檎のほっぺどころじゃない娘を寝かしつけ、アイスノン枕。
額に冷たいタオル。気持ちいいでしょ。
怪訝な顔をされた。「おかあさん、冷えピタは?」


!? そんなことちっとも思い出さなかった。冷えピタ。
そういう物があったということさえ、きれいさっぱり忘れていた。
最近熱を出して寝込んだり、そういうことが無かっただけに。
ああ、母のボケボケもこんな感じなのだと思った。
氷枕やアイスノン、氷のう、冷たいタオル、昔からの道具、
そういう物はすんなり思い出せても、今時の道具が思い出せない。
記憶の中から、すんなり出てこない。


娘がもっと小さい頃、お熱の時に必需品の冷えピタ。
娘にとっては、生まれた時から当たり前のように使っていた冷えピタ。
「タオルは寝返りを打つと落ちてくるけれど、冷えピタは落ちないもん」
そりゃそうだ。でも、かーちゃんにはその記憶が深く刻まれてはいない。
どちらかというと、梅干を潰して額に貼って寝た記憶はあるが。
(熱で乾いてきた梅干をはがして食べたりした子供時代)
私の母の記憶も、毎日こんなふうに抜けて行っているのだろう。


さて、間違いなくインフルエンザだと思うが、
明日はどうなる?

風邪の話―たかが風邪、されど風邪、風邪対策の知恵とヒント

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風邪はひかぬにこしたことはない (ちくま文庫)

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