中学・高校休校とな？

一夜明けてみれば、世界が一変。そんな感じ。
週末に入るまでは大騒ぎしかけ？　だったのが、
週が明ければ、そこまで？　って感じの休校宣言。
中学・高校だけ。小学校は無事らしい。
本当？　本当に？　大阪でも北部の小学校は休校だ。
幸いというか幸か不幸かわからないけれど、
わが市では小学校は通常通り。

大阪は、神戸は兵庫についで新型インフルエンザ汚染区域。
どうするどうする？　娘は普通に通学。
とりあえず良かった。小学校は平常通りらしい。
給食も食べられる。（普通の家庭は多分この次元の認識）
私は、私達はどうなる？　大人は出勤だよ。
（保育所閉鎖だったりしたら、その家庭は目も当てられない）
実際職場は大混乱･･･。というか、本当に？
みんなうんざりした表情。電話連絡に追われている。
これが1週間続くのか･･･。

娘の水泳教室に電話してみると、通常通り営業。
終業後迎えに行くと、いつもと変わらない町の景色。
いや、しかし、駅前往来の景色はマスク姿が増えた。
本当にこれで防げるのか、いや、でも、感染予防。
基本の姿勢といわれれば、もちろんそうかも。

でも、･･･医療設備も整い薬もあって、
かかってしまった人は治療が受けられる万全の体制。
罹患者への対応は、熱発者への対応は本当にこれでいいの？
この過剰な反応に、何だか距離を置きたい私。
だって、娘の小学校で学級閉鎖が起きた時よりも、
患者数が多いわけでもなし･･･。
こんなふうに考えてしまう私は素人だから。
公衆衛生学的にはこの措置は当たり前？

減らす努力？　増やさない努力？　メリットがあるのか。
わからない、この休校措置。子ども達は一体どこへ？
どうすればいい。街中では既にマスクは手に入らない。
会社では研修・会議・会合・出張全て取りやめ。
なのに出勤だけはしろと？
訳わからん･･･。休ませてくれ。
あ、一瞬保育園気分だった。
娘は既に小学生。家にいないんだった。

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それにしても小さい子どもを抱えて働いている家は、
本当に発熱した人は、どうやって医療機関へ？
公共交通機関を使うなって･･･。
混乱している。何だか大阪や兵庫だけでなく、
日本全体。混乱している。島国日本。
いったん持ち込まれたら、後は広がるだけ。
水際作戦、必要だろうけれどどれだけ意味があるのか。

かーちゃんの目からは、季節性のインフルエンザと変わらない。
名前が違うだけで、リレンザもタミフルもきくインフルエンザ。
新型と付け加わっただけで、そこまで恐ろしいかという感じ。
冬に流行るとは限らないインフルエンザが出てきた。
そんな感じ。普通の風邪を連休前に貰ったら、
急性副鼻腔炎から鼻・歯・頭、顔面の激しい痛みに襲われて、
熱発は微熱程度でも苦痛度は高かった。
喉も赤くなくて、痰の絡む症状に悩まされた。

今度の新型インフルエンザとは感染力は違うんだろうけれど、
流行の風邪、流行のインフルエンザとそれほど大きな違いが？
遺伝子だけの違い？　どこで毒性が変化するかわからないから？
まるで、『チーム・バチスタの栄光』の中の氷室の心境。
周りのあたふた、大騒ぎ、過熱する報道、カーニバルのよう。
氷室が感じていた距離感、逸脱した感覚が自分の中に
植えつけられているような、そんな感じ。

周りがぐるぐる。自分よりも周りがぐるぐる回っている。
そんな感じで一日が過ぎる。明日からどうなるのか。
仕事をして来て時々こんなふうにエアポケットに落ち込むような、
周囲と距離を感じる離人症状に似た疎外感は感じるけれど、
今回は、いや、今回もかな。付いて行けない感じ。
明日は明日の風が吹く。新型インフルエンザの風が吹く。
ただ吹かれていくだけ、そんな感じなんだろうか。

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