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太目の人に朗報

デブは、いやこの言い方は良くない。
太目の人間は自己管理能力に劣り、見栄えもよくない。
社会的に問題がある、アメリカでは出世できない等々。
そんな報道・記事、医療の常識、セレブというお手本、
「痩せている人が美しい」呪縛からの解放!?
太目の人間にとっては嬉しいニュース。
(最も医療の面から見て明らかに問題のある肥満は問題外)


今日の読売新聞を読んで、ほっとした人が多いに違いない。
何しろ標準体重よりも重め、おなかが少々?ぽっこり。
運動が苦手で、アクティブとは言いがたい中高年。
最近はメタボメタボと本名で読んで貰えないのではないかと、
社会的地位が危ぶまれている者にとっては。
(ちょっと言いすぎ・・・)


それくらい、太めだということは辛い。
バーゲンに行っても楽しくない。
買い物には常に割高感が付きまとう。
お洒落を上手に楽しむには「平均」サイズで無いと不利。
そういう後ろめたい呪縛から幾分救われた気分。
何しろ「40歳時点の体格によってその後の余命に大きな差があり、
太り気味の人が最も長命
こんなふうに発表されて、嬉しくないわけが無い。


−−−最も短命なのはやせた人で、
太り気味の人より6〜7歳早く死ぬという衝撃的な結果。
「メタボ」対策が世の中を席巻する中、行過ぎたダイエットにも
警鐘を鳴らすものといえそう。
−−−
こんなふうに行って貰えると、日々の「少しだけ気をつけよう」も
素直に実行する気にもなれるというもの。
滅茶苦茶痩せなくても、もう少し頑張ればいいんだって、ね。


「あんたなんか生きていて恥ずかしいじゃないの、
 そんなに能天気に太って」と無言で示す検査数値に打ちひしがれ、
「あと10キロは痩せなくちゃ・・・」と、悲壮な理想体重を追い求め、
20時以降が普段の夕食の我が家を如何せんと悩み、解決できぬまま。
家族の健康管理はかーちゃんの責任、そのかーちゃんがこれではと、
更年期以前に落ち込んでいたのではあるが・・・。
希望の光が見えてきました。

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しかし、BMIばかりが健康の基準ではないことは明らか。
喜んでばかりはいられない。過ぎたるは及ばざるが如し。
太めであることの利点を生かせるには、限度というものがある。
高齢出産の私は妊娠中が不惑。体重が多くて当たり前。
その時の体重を基準に考えていてはお話にならない。
少なくとも当時の体重からいくらかマイナスで考えなくては。
それに、妊娠するまでは生活の中に運動があった。
今とは全く違う生活のリズムがあった。


−−−同じ研究で、医療費の負担は太っているほど重くなる。
肥満の人が40歳以降にかかる医療費の総額は、やせた人の1・3倍。
男性が平均1,521万円、女性が同1,860万円。
太っていると、生活習慣病などで治療が長期にわたる例が多く、
高額な医療費がかかる脳卒中などを発症する頻度も高い可能性。
−−−


これは実感。我が家は母方が糖尿病の家系。脳卒中もある。
父方は高血圧。どちらの遺伝子を貰っても、肥満は大敵。
なのに、叔母も祖母も太っていて病と悪戦苦闘した。
いまだ健在な方々は、痩せ組なのだ。
我が家の遺伝子を持つ限りは痩せていた方がいいということになる。


太めな私。水泳をしているにも関わらず、ほんの少しぽっちゃりの娘。
幸い上背があるからいいものの、(かつては私もそうだった)
油断したり、やけ食いしたら恐ろしいことになりそう。
今の職場に来て、ドンと太ってしまった私は悪い見本。
(何しろ模範妊婦と言われていた私が・・・当時の臨月の体重)
夏と冬では、大体5?差。年齢で体型はどんどん引力に従う。
内臓脂肪の増え方は半端ではない。
これが2番目の子どもだったなら、どんなに良かったことか。


ということで、ニュースは嬉しかったけれど、ぬか喜び。
でも、いつも叱られている子どもがちょっとだけ褒められた気分?
娘のためにも、出来るだけ長生きしたい。
色んな条件で難しいとしても、医学の発達と自分のやる気と、
取り組み次第で何とか平均まで持って行きたい。
過ぎたるは及ばざるが如しだから、ストレスにならないように、
健康に向けて、少しでも・・・減量。
少しでも規則正しい生活。十分な睡眠。


いや、本当にこれが難しいのです。このバランスが。

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