Festina Lente2

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がんを防ぐ12か条

日曜明日香の甘樫の丘で蚋(ぶよ)に噛まれたのだろう。
蜂ならばこんな腫れ方はしないと思う。
とにかく昨日は、何かちくっとしたかも、程度。
今日猛烈に痒くなってきた。と同時に、左人指し指の第二関節1.5倍くらい?
ずきずき痛いのではなく、とにかく痒い。
この時間からでは医者に行けないという時間に痒みが募ってくる。
虫刺されはこれだからもう、やれやれ・・・。


そのうち痒いのと痛いのと半々。思わず指をガジガジ齧ってしまう。
さされた中心部に小さな穴が開いて薄黒く変色。
しかし、痒みは我慢できないほどではない。
痒いなあと思いながらもそのまま出勤。
今思えばその時に皮膚科に行っていれば・・・。
とりあえず、痒いけれど何とかなるか? みたいな感じ。
虫刺されが侮れないのは知っているけれど、皮膚科に行きそびれた。
というか、かかりつけの皮膚科は、月・土しかやっていない。
どこか探さなければ・・・。


こんなふうに痒くても医者に行かないのは、それほど痛くないから。
痛みがあれば、指が鈍く感じるようだったり変色するならばともかく、
腫れている位だったら、まあいいかなと思ってしまうのは、
皮膚科に行くのに抵抗があるから、かも。
自分の体のことなのに、町医者の耳鼻科や皮膚科の待ち時間は尋常ではない。
最近ではインターネットで予約システム、携帯からでもOKらしいが、
文明の利器に与り知らぬ状態では如何ともし難い。
内科の敷居が低いのに比べ、他科の敷居の高く感じること。


私の日記を読む人は、しょっちゅうあちこちに通院しているじゃないかと
思うかもしれないが、(自分も家族も含めて)
何も好き好んで病院通いに時間を注ぎ込んでいる訳では無い。
好きで対処療法で済ませている訳でもない。
通わずに済めば楽なのは先刻承知のこと。
通わなければならないから、何かで気を紛らわせている事も多い。
(通院ついでに寄り道とか、美味しいものを食べるとか)


徹底解説!スキンケアと皮膚の病気

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老いと死がやってくる

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そんな感じでどうにか日が暮れ食事の後にTVを付ければ、
子どもに親の病気(例えばガンで死んでしまうかもしれない)をどう伝えるか、
そういう特集が組まれていた、クローズアップ現代
あちゃー。こういうのって必要だけれど、
番組として見るのは結構ハードルが高い。
乳癌関係は非常に嫌だし、それ以外の病気だって嫌。
しわくちゃになった折り紙を元に戻して広げても、
アイロンをかけても折り目は消えないように、
傷ついた何がしかは元の形に見えているだけで、
元通りではないことは先刻承知だ。


病を語るのではなくて、病に語らせなくてはならないのか。
でも、それは最後の手段だと思う。
病をどのように受け止めているか、子どもに語るしかない。
でもそれは何時、どのように、どういう時に語るべきなのか。
難しい問題だなあと、つくづく思う。


そうそう、1週間前の日曜日、子供向け医学部のオープンキャンパスで、
がん予防の話が出ていたっけ。子供向けのかわいいイラストつきで。
あまりにかわいいので、大学独自で作ったとは思えないと思って検索したら、
ここにありました。ガンを予防する12条。

http://www.fpcr.or.jp/publication/pdf/12kajou.pdf


ここから先日の小:中学生向け医学部オープンキャンパス
講義のパンフレットを作っていたわけね。
国立がんセンターの提唱する、がんの防ぎ方。
オープンキャンパスの話題は→http://d.hatena.ne.jp/neimu/20090719/1248731709
かわいいイラスト付きで、がんを予防する具体的な注意事項を。
というわけで、私たちが受けた講義の一部を時間のある方、
PDFを開いてみてみませんか。
(イラストがかわい過ぎるのは、病気のイメージを和らげる為?)


簡単に、わかりやすく、具体的に、日常生活で出来るがんの防ぎ方。
子供に病気のことを伝えるのは、(特に親の病気について)難しい。
だから日常生活からこういうことを話題にして、衣食住。
大切ですものね。オープンキャンパスをきっかけに、
4年生の娘にだってもうわかるはず。


<がんを防ぐための12ヵ条>とは
 1.バランスのとれた栄養をとる −いろどり豊かな食卓にして−
 2.毎日、変化のある食生活を −ワンパターンではありませんか?−
 3.食べすぎをさけ、脂肪はひかえめに −おいしい物も適量に−
 4.お酒はほどほどに −健康的に楽しみましょう−
 5.たばこは吸わないように −特に、新しく吸いはじめない−
 6.食べものから適量のビタミンと繊維質のものを多くとる −緑黄色野菜をたっぷりと−
 7.塩辛いものは少なめに、あまり熱いものはさましてから −胃や食道をいたわって−
 8.焦げた部分はさける −突然変異を引きおこします−
 9.かびの生えたものに注意  −食べる前にチェックして−
 10.日光に当たりすぎない −太陽はいたずら者です−
 11.適度にスポーツをする −いい汗、流しましょう−
 12.体を清潔に


虫刺されの対処法は痒み止めだけでは駄目みたい。
そして、怪我や病気に関する事はなってしまってからではなく、
やっぱり普段から話したり、注意しておかなくては。
12ヵ条、当たり前のことだけれど子どもにはもっとわかりやすく、
常日頃から話しておかなくてはね。
今日の「クローズアップ現代」の親御さん達の思いは人ごとではなく、
重く心にのしかかった。3人に1人ががんで死ぬ時代・・・。


虫刺され一つ、虫歯一つ、転んだぶつけた頭を打った、
風邪を引いた、洟が出る、お腹が痛い、ごくごく当たり前の不調。
そういうものに対して普段からどうするか、対処法を知っておくこと。
そして、必要以上に慌てたり怖がったりしないこと。
・・・自分に言い聞かせながら、娘と話題にする今日。

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