Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

内臓脂肪が腹筋を消した

世間はかまびすしい。政権交代だ、何だかんだと。
世の中、急に悪くなることはあっても急に良くなることは無い。
高校無償化とか全入なんてとんでもない。
18歳から成人扱いというのも、どうかと思う。


アジアで一番勉強しない中高生を抱える日本の教育、
受験地獄だの何だのと言っていた時代は遙か昔。
少子化の上、教育内容も受験科目も減らされ甘やかされた
日本の学生は、実力が無いこと夥しい嘆かわしい存在。
受験で燃えているのは一部。教育力は財力の差、
御受験で吾が子の将来を守ろうと思っても守りきれないで、
流されている一般庶民の方が多いのが日本。


自分の国の医療問題、介護の現状もよその国頼りで、
自分の国でどうにかしようさえしない。
というよりも、自分の国や親きょうだい、隣人を大切にする教育、
社会全体で子どもを育てる教育をしてこなかった付け。
国としては、地方自治体の仕事、家庭内教育力の問題と知らん振りをし、
国家百年の計をマークシートに任せて、機械に任せて、
教え導き育てるよりも選別振り分け、考えるよりも「当てる」ことに終始、
考えないで頷く国民を育てたツケを、21世紀どうするのか。


清治音痴の私でも、娘の教育に直結する問題はさすがに憂える。
学習指導要領変更、移行措置云々の煽りを受けて、
てんやわんやの中で小学校時代を送っている娘。
悩み多き毎日なれど、そればかりが私の血圧を上げているわけではあるまい。
先日の健康診断の結果、見るも恐ろしい血圧の数値。
いつから白衣恐怖症になったのか? 目が点。
それに、相変わらず脂質異常だ、肝臓の数値よろしからず、
再検査要す、ありがたく無い結果ばかり。


そんな今日、安く検査が出来るというアンチエイジングドック。
当たっているので行ってみた。
うーん、病院というより老人施設と一緒になった感じ。
側には巨大なショッピングセンター。
さて、何をするのかな、アンチエイジングドック。

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生まれて初めて自分の内臓脂肪をはっきりと確認。
スキャンされて描き出された画像、これは・・・。
私のお腹と背中、どっちもどっちの脂肪に囲まれている?
私の腹筋はどこ? まるで腹筋が消えかけていて分からない。
脂肪の海の中に沈みかけている竹島の如き筋肉島。
情けなや・・・。


この10年間、妊娠出産後、3キロしか太ってないのに。
ここまで内臓脂肪に侵された体に?
よくよく管理栄養士の先生と話してわかったこと。
この3年間に2度の入院が影響したのは間違いないらしい。
絶飲食点滴入院、体重も体力もがっくり落ちる。
体力が戻ってきたと思ってほっとしていると、実は、
失った体力と筋肉の代わりに、脂肪がみっちり増えているというわけ。
あやや、およよ、とんでもない。


そういえば、かつて整形外科。骨折入院の際、リハビリをしてた。
入院中から理学療法の中には筋トレが組み込まれていた。
帯状疱疹で入院したペインクリニックでも、理学療法で、
ストレッチやマッサージや、体を動かす時間があった。
2回の憩室炎の入院に限っては、何もしていない。
よろよろと体力が回復するのを待って、意識して自分で
リハビリに相当するようなことはしなかったし、言われもせず。


・・・そうか、内臓疾患でも健康管理のための食養生だけではなく、
軽作業から始まる一連の負荷を掛けて体力を回復・維持・向上させる、
何がしかの運動プログラムが必要だったわけね。
まずいなあ・・・。1度無くした筋肉を付けるのは至難の業。
特にお腹だよ。ただでさもぷよぷよのおなか。
腹筋を鍛えるのは、・・・苦手だ。
背筋も鍛えなくてはならない。


体が硬いのは血流も悪いだろうと覚悟していたけれど、
どうやら血液そのものはサラサラ、動脈は30代後半だと言われた。
本当か? 以前頭部打撲の折にはかなり動脈硬化が進んでいる頚動脈と、
服薬指導が入ったものだが、この夏のゴーヤジュースが効いたのか?
本人は無理やり予定を放り込んで、プチ鬱の体を引き摺って歩いたので、
職場の4階まで息切れせずに登れるようになったなと、
やや気分を持ち直していたのだが・・・。


高年齢、抗年齢、高脂肪。やれやれ。
余分三兄弟(脂肪・塩分・糖分)も心配だが、
この体内脂肪、どうする? 領土回復問題に匹敵する私の内臓脂肪。
北方領土は帰ってきて欲しいけれど、この脂肪の海はどうにかして消したい。
筋肉で以て、体内環境の正常化に向けて始動しなければ。
それにしても、北朝鮮問題よりも厄介な内臓脂肪と脂肪肝
この検査数値といかにして交渉、闘わなくてはならないか。
頭が痛い。


かーちゃんは、自分の脂肪と格闘中。
世の中は政権交代でひっくり返っている。
夏の終わりは、削り取らなくてはならない、
そぎ落とさなくてはならない問題に満ちている。
高校全入や、無償化なんて要らない。
同じように、この脂肪の海を漕ぎ出して行き着けぬ舟を助けるべく、
岸辺を、埋め立て工事を、護岸壁を筋肉島に再び。


夏の終わりは、アンチエイジング、年齢との戦いよりも、
もっと具体的に、脂肪との戦い。メタボとの戦い。
食欲が憂さ晴らしの人間には辛い、「食欲の秋」の始まり。

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