Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

安心材料? 不安材料?

今年も市恒例、健康祭り。
真っ先に向かうのは歯科のコーナー。
近所の主治医の顔。毎年お疲れ様です。
新型インフルエンザのせいなのか、不況の経費節約か、
今年からは歯科検診が無い。がっかりだ。
相談コーナーは設けてくれていたものの。
新しいコーナーは咀嚼力を見るガムテスト。
なかなかしっかり噛めていた。
だから余計、噛み合わせに敏感にならざるを得ない私。


唾液検査は家族全員、去年よりも今ひとつ。
私はちょっと歯間ブラシをサボっていたので、ばれたかって感じ。
娘は昨年同様、リベンジならず。
家族全員レベルが下がってがっくり。
感触のし過ぎか、歯磨きサボりか、出血気味。
まずいなあ。


例年賑わう薬剤師コーナー。ここの質問、クイズが面白い。
というか、とても勉強になる。飲み合わせや基礎的な知識、
今年は漢方的な内容も多かった。説明を読まないと、
クイズに答えられないから必死。(ちゃんとヒントはある)
医食同源というが、食べものに気を付けていても、
時々ぷつんと食べ過ぎる自分が怖い。


骨密度も血管年齢も肌年齢も問題ないのに、
ドックで精検に引っかかっている肝臓が気になる。
痩せれば脂肪肝は治るというけれど、
晩酌はしない。明らかに運動不足の私、
生活習慣を見直すハードルは高い。
更年期で女性ホルモンも減少しているし。

 

自分で作れば美味しいものを作って食べ過ぎる自己矛盾。
何とかならんか、食欲の秋。
健康祭りや人間ドックって、安心材料よりも不安材料が増える。
こういうものを料理するのは難しい。
私の腕には余る。相手にし難い検査結果が多過ぎる。
でこぼこデータにいつも苦しめられて落ち込む。


例えば、ドックでは血液サラサラ
血管年齢は30代後半、平均より若い。
でも、コレステロール中性脂肪、肝臓の値は今一つで、
脂質異常。インシュリンはちょっとおかしい。
血糖値は現在正常でも、家族性の遺伝は無視できない。
歯はよく噛めていても、実際は補綴の賜物。
一歩間違えれば、顎関節症になってもおかしくない。
血液の循環もかみ合わせも肩こりの原因。
人よりも強くしっかり噛んでいるらしいから。


足の骨密度は超優秀。これって体重が負荷をかけてくれているから?
BMIが基準だったら、わからない気がする。
立ち仕事のお陰、負荷で元気な部分も。
人間の体って甘やかしたら駄目。
でも、仕事道具の目は老眼よりも近視性網膜脈絡膜萎縮。
要は強度近視なのにパソコン、書類、読書。
遠くを見る生活ではないから目は休めない。酷使。


健康のことを知れば知るほど、不安材料は増える一方。
ちっとも、安心材料にならないこの虚しさ。
「痩せなさい・運動しなさい」が、あと5キロがどんなに遠い山か。
無慈悲にも「早く死にたいんですか」という医師もいるけれど、
そう言われると肝臓よりも何よりも、ストレスの方が高くなりそう。
転勤してからの続いている、この肝臓の値の悪化。
ああ、今の職場を変わりたい・・・。

新検査のすべてがわかる本―健康診断と検査結果を生かす

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健康診断・人間ドック「気になる」疑問 (角川oneテーマ21)

健康診断・人間ドック「気になる」疑問 (角川oneテーマ21)



沢山の資料を貰う。読みこなせないほどの。
・フッ素で歯っぴー! フッ素君のイラスト付小冊子。
・健康は歯から 高齢者の口腔ケア 8020で健康長寿
・糖尿病と歯科治療(安心の歯科治療シリーズ?)
・学童から成人までの歯の健康(口腔ケアの自立に向けて)
・6歳臼歯は歯の王様
・始めよう! お口の大そうじ中そうじ小そうじ)
歯周病 ドライマウス 8020で健康長寿
メタボリックシンドロームと歯の健康
・成人歯科検診のすすめ
・市内歯科医師会会員診療所一覧
・歯科と気道感染?
        ?(気道感染予防のための機能訓練について)
・歯と歯茎の健康づくり小読本
歯周病対策で健康力アップ 体の健康は歯と歯ぐきから


歯科コーナーだけでこれだけ頂ける。ありがたい事に。
でもって、歯磨き指導とフッ素塗布。
年齢に応じた医療用の歯ブラシ、シュミテクト・ポリデント等、
様々な症状に合わせた販促グッズを頂く。
それだけ歯科に関する啓蒙が必要ってことだとしみじみ。
食べられなくなったら人間おしまいですからね。


・高齢者の生きがい作り(素敵なおばあさんになろう
           (素敵なおじいさんになろう)
認知症と「正しく」向き合う
・お気づきですか ご自身やご家族のちょっとした変化
認知症の高齢者への具体的な接し方
・穏やかな暮らしのために 認知症のお年寄りと共に生きる
・単なる物忘れ 病気の物忘れ
認知症のお年寄りへの対応
・しないさせない高齢者虐待
・転倒予防体操 初級編
・知っていますか? 成年後見者制度
・介護情報誌 ハナさん 29から33まで
・特定検診 特定保健指導利用の手引き


高齢化社会必須情報というわけね。
我が市内のみならず、日本全国どこでも高齢化社会
ご多分に漏れず認知症は我が家の悩める所。
依然として頑として、周囲の世話にはならないと頑なな両親。
頭の痛い問題ではある。


クイズで学ぼうメタボリック 栄養士会の皆さんが、
食事のバランスガイドと、様々な模型を使って実践指導。
身体活動レベルに合わせたメニューから、チェック。
SVカウンター(バランスガイド早見表)
長州小力が表紙の「働く男性のための食事バランスガイド」、
マンナンコシヒカリ、健康レシビ、野菜ジュース。
バンドエイドに手の洗浄剤、至れり尽くせり。


エイズ感染症のコーナー、各小学校幼稚園保育園の取り組み、
整骨院コーナーでは体の硬さを見て貰う。
がちがちなのはわかっているけれど。
救急救命士コーナー。毎年この人形で練習できる。
血圧も普通、色んな普通のところがいっぱいあっても、
それ以外の不調な部分が不安材料になる。


お姫様は、20枚のお布団下の一粒のえんどう豆のせいで眠れない。
グリム童話恐るべし。そんな感じになる私の毎日。
安心材料が不安材料になる。
そんな、健康診断、健康祭り。

健康診断・人間ドックが病気をつくる

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