Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

年だから痩せなさい

胸の痛みが治まらないのでホームドクターの所へ。
就職時からの掛かりつけ医、家族全員診て貰っている。
先生のクリニックも30年、思えば長らくお世話になっている。
両親、私、娘、3世代。
8月の職場検診とアンチエイジング・ドックの結果も持って、
診察してもらった結果・・・。気管支炎のお墨付き。


念のために再度胸のレントゲン写真取り直し。
結果、異常なし。確かに以前何でも無いと思っていた風邪が
肺炎だった時の白い写真とは違って、ごく普通だ。
でも痰だけは緑っぽい黄色、黄色っぽい緑。
視診触診、聴打診・血圧、いずれをとっても大丈夫。
気管支炎はレントゲンに映らないという。
おまけに熱もそれほど出ないんですと。


胸の痛みが余りにひどいので、とりあえず5日分の薬に
ロキソニンが入った。クラリスと朝夕1錠ずつ。
後は、胃腸薬と風邪薬を調合した毎食後の内服薬。
それから問題の「脂質異常症」だの「肝臓再検査」だのについて。
要は、若さと体力でカバーしていた部分が、
更年期で女性ホルモンはなくなって来たし、
入院で減った筋肉は内臓脂肪に変わったままだし、
そのおかげで晩酌もしないのに脂肪肝になってるし・・・。


(「クラリス」というと某アニメ映画の
  ヒロインの名前だと思っていたころが懐かしい)

わかっちゃいるけど、痩せられない―メタボの行動経済学 (生活人新書)

わかっちゃいるけど、痩せられない―メタボの行動経済学 (生活人新書)

メタボ体質は「脳疲労」が原因だった

メタボ体質は「脳疲労」が原因だった


「努力して少しでも体重を落とす」ことが目標だといわれる。
毎回そうなんだよね。で、1、2キログラムの変化じゃそれほど変わらない。
3キロ以上は変動させないと、検査結果に反映されない。
「先生、妊娠前と3キロしか増えていないのに」とぶつぶつ不貞腐れる私。
「妊娠前から太っていたでしょ」そりゃまあ、結婚して、
テニスをやめてからあっという間に「とど」になりましたが。


「若い頃はそんなに影響は出なくても、年を取って体のあちこちに、
 影響が出る年になったんだから、2ヵ月後の再検査まで、
 少しでも努力してみなさい」毎回この繰り返しで、
 少し良くなった後、反動で戻っての繰り返しで、
根本的な改善に至っていないのは、本人が百も承知の情けなさ。


先生は30年間このクリニックに座り続けて、
毎日毎日診察に明け暮れて、朝は早くから夜遅くまで、
たった一人で診察を続けてきて、代診・休診もなく、
盆と正月休み、週休二日(木・日)土曜半ドン
そんなに遠くに遊びに行ったりできないだろうに、
どうやって気分転換や健康増進を図っているのか、
体型もそれほど変わらず、いつも元気。


やっぱり仕事が生き甲斐? 職業柄体調管理・自己管理のプロ?
なかなか真似ができないなあ・・・。
「痩せなさい、運動しなさい」といつも言うけれど、
先生は普段どうしているんだろうか。
元看護婦の奥様の健康管理よろしくお過ごしなのか。


あと3キロ、目標は5キロ、これが落ちない。
簡単に「食べるのを減らして運動して痩せる」と言われるけれど、
言われれば言われるたび、反動で感触が増えるような気が。
ひねくれているわぁ、私。
料理すればするほど、美味しいものが増える手料理。
まずい外食にお金を払うのも勿体無い。
そして仕事も日常生活も手っ取り早く「食べる」
食べて味見してストレス解消。・・・いかんわ。


毎度お馴染みのパターンで来て、フォアグラになりつつある肝臓を、
晩酌もしないのに余分3兄弟(糖分・塩分・脂肪)のお陰で、
「メタボ」と言われる自分をどうにかしなくてはと、
この毎年、食欲の秋の頃、決心しているような気がする。
実行に移せない、実現に結びつかない仮契約のままの、
「今年こそ痩せるぞ」宣言はいつまで続くのだろうか。


底なし沼のメタボの秋を迎えつつある私。
「そんなこと言われても・・・」がすぐに逃げの姿勢。
駄目だとわかっているのだけれど、娘と夕食後のデザート。
眠れずに起きる夜中。痩せるホルモン出ないよ、これじゃ。
どうにかしなく茶と思いつつ、諦めムードで「引いている」
生活習慣病とはよく言ったもの。
性格による生活習慣病、と言った方が正しいくらい。
あ、生活習慣そのものは性格に根ざしているから、
取り立てて付けなくても一緒か。


そんなことを反芻しながら、再びメビウスの輪
「そんなこと言われても」で堂々巡りが始まる。

メタボが気になる人の健康ごはん (オレンジページムック)

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書くだけでおなかひっこむメタボ手帳

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