Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

父の退院(入院は15日間)

ほぼ徹夜。昨夜の華やかな大阪倶楽部の思い出は、浮世の夢。
講演会も、外食も、大正建築の面影も全ては過ぎ去った夢。
本日は大車輪。家事一切を夜明けに済ませ、
家族の昼食・夕食の支度も済ませ、定時より早く出勤。
ランチタイム1時間前から出張に出向き、父の退院手続き、
家に送り届けそのまま出張先へ。その後、夜はいつもの勉強会。
今回はケース提出者じゃなくて良かった。


皆様後心配をおかけしましたが、15日間の入院生活を持って、
老父は無事退院いたしました。
昔ならば出血多量で旅立ってもおかしくなかったのに、
輸液と輸血、内視鏡による処置で順調に回復、
予定よりも3日早く、我儘にも本日退院の運びです。
夜間救急で御世話になった先生、救急車の方々、看護師さん、
病棟の主治医の先生、看護師さん、皆さん御世話になりました。


元々やんちゃ坊主がそのまま大きくなったような父、
体が動くようになったらじっと寝ていられない父、
静かに療養と思っていたのが、うろうろするので、
早く連れ帰った方が同室の方々の為にもいいかも・・・。
飼い主入院と同時に元気が無くなってしまった、愛犬シロのためにも、
老父は一刻も早くここから退散、自分のねぐらへ戻ります。
ちゃんと立って歩いて帰宅できる幸せ、本当にありがとうございました。


退院して体力が付いてから、大腸からの検査をしようと言われても、
がんとして入院中に受けたいと言い張り、今週アタマに実施。
検査結果は良好だったので、(憩室の多少は年齢的に当然)
もう少しゆっくり病院で様子をみようと思っていたのに、
早く帰りたいと言い出し、来週の月曜ならば仕事も代休で迎えに来られるのに、
今週中だ、会計に迷惑かけるから土日退院は嫌だ、
夕方迎えに来るなんてとんでもない、何を考えている、
「日の沈む時間帯に退院するなんて縁起でもない、年寄りを何だと心得る」と
すったもんだしたあげく、強引に本日金曜日の昼前退院に。
もう・・・、どうせなら昼食食べて退院してくれればいいのに。


主治医の先生も苦労しただろうなあ、じーちゃんに話を合わせるの。
それにしても、とうとう今週はお会いできず、
看護師さんたちが研修医の先生と読んでいた方が、ベッドサイドまで。
お陰で色々御話が聞けて、ピロリ菌も無かったことが判明。
ますますもって、胃の中の動脈がぶち切れるほど、胃潰瘍
になったのか不明。整形外科の鎮痛剤がどれほど強力だったのか、
肩の痛みは関連通で、胃が先か肩が先か、わからない。


悩み事の度合いからいけば、(娘サイドで考えれば)
血を吐くほどの迷惑や心配をかけているはずもなく、
やはり植木の剪定の無理が祟ったのが、先のような気も。
取り合えず、ほぼ徹夜で父の離れと母屋の父の寝室の現状回復、
ワンちゃんの御世話、買い物掃除洗濯と済ませておき、
ゼーハーゼーハー迎えた金曜日。昨夜の余韻は吹き飛んでいる。
出勤後出張に出向く際、昼食時間を犠牲にして母と共に病院へ。
(ついでに母の新しい眼鏡も貰ってきました)


二人を送り届け、必死の思いで駆けつけた出張先、
主催者の都合で30分開始が遅れ・・・。
やれやれ。ああ、何か食べてくるんだった。
そのまま予定時間より遅れて長く拘束され、渋滞に巻き込まれ、
道に迷いながらも何とか再び駅へ出向き、勉強会へ。


スーパーバイズをいつものように受けている自分。
この2週間余りの忙しさが嘘のように、いつもと同じ勉強会の夜。
この見事なまでに取り繕われた現実を、何と表現すればいいのだろう。
ここにいる自分はまるで自分ではないみたいだ。
今までの自分はどこに行ったのかと思えるくらい、不思議。
父が無事退院してきて、予想外に早く回復してくれて、
何と元々丈夫な人だったのかと呆れるくらい。


本日は誠に疲れました。
平和な日々が少しでも長く続きますよう。
ふう・・・。

胃・十二指腸潰瘍の人の食事 (健康21シリーズ)

胃・十二指腸潰瘍の人の食事 (健康21シリーズ)