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今年最後の矯正日

娘が矯正を始めて3年。中学生まで掛かると言われている。
子ども時代矯正に失敗し、八重歯の残る私としては頑張って続けたい。
先月新しい器具に作り変えて貰って、1ヶ月。
装置との相性はどうかな? 上手く歯は治って来ているかな。
自分の苦い失敗の数々を元に、虫歯なしでここまで来た。
後は歯並びは並び。綺麗な歯並びは虫歯を減らしてくれる。
歯磨きをし易くしてくれる。


先日外れた私の仮歯を入れてくれた歯科衛生さんが、
先生の横にいつも付いてくれる。
矯正の先生もとても優しくて、本当に助かっている。
きっと矯正は学童期から始めるため、子ども慣れしているというか、
子どもの扱いが上手いのだと思う。
お陰で、小さい時から歯医者での検診も嫌がらず、
月に一度の矯正治療の日も元気に通院。


私だってこんな先生に当たっていたら、・・・と、
昔のことを思い出してしまった。
歯医者さんの当たり外れは思いのほか影響が大きい。
その後の通院、医療に対するイメージにも繋がる。
私の歯科との関係は暗黒時代が長かったので、
娘にはそうなってほしくないと、今から心しているのだ。

後悔しない歯科矯正 (小学館101新書)

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矯正歯科 最新治療の受け方

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気心の知れた同僚に、「どうしても自分の経験を照らし合わせて、
子どもの世界を見ちゃうんだねー」と笑われる。
人は人、自分は自分なのだろうけれど、
似て欲しいところが似ずに、似ないで欲しいところばかり似るのが
親子の縁の不思議なところ。
歯に関しては遺伝的な要素が大きいとはいえ・・・。
どうやらはの質は家人に似て丈夫そうだが。


妊娠中から「鮭の中骨缶詰」などを食べて、カルシウム剤も飲んで、
徹底して丈夫な骨、丈夫な歯と心がけてきた。
母親から「産後の体調が悪くて歯が抜けた」なんて話を聞いていただけに、
その体質を受け継いでいたらどうしようと、少々神経質になって栄養補給。
(人は体重補給の過ちではないかと疑うかもしれないが、
 私はプラス5キロ増の優良妊婦だった)


おなかの中にいる頃から、赤ちゃんには「歯のもと」ができている。
そう聞いていたものだから、心して準備。出産後も甘いおやつは控えた。
なのに、体質なのかぽっちゃりしている娘。
幸い背が高いので目立たないものの、心持ち健康的にふっくら。
保育園の頃から水泳で鍛えてきたが、球技には弱い。
運動能力も咀嚼力がしっかりしていないと伸び悩む。
そんなふうにかーちゃんは、あれやこれやと心配して子育ての日々。


仕上げ磨きの日々は過ぎ去り、最近ではお口の中チェックもしていない。
「目と歯はいったん悪くしたら、元通りにはならないから」と
厳しく躾けてきたお陰で、甘いお菓子をむさぼるということは無いが、
健康的にご飯をお代わり、食欲旺盛な子どもに育った。
赤ちゃんの頃、おっぱいの吸いが弱く小食で、保健婦さんの指導が入り
離乳食にあれこれ工夫してカバーした頃、体重が伸び悩んだのが嘘のよう。


もともと食べるのが好きなかーちゃんの、外食好きのとーちゃんの
行ったり来たりの駅周辺でついついグルメになってしまった娘。
もっと硬いものを噛んで顎を発達させなければと頭が痛い。
さすがに煮干をおやつ代わりにして育てたりはしなかった。
皮付きの林檎など齧ろうともしない。
さてさて、本日の矯正はOKだったけれど、今後どんな風になっていくか。
道のりは遠い。何しろ中学生になるまで・・・。


着脱可能な器具のため、歯科衛生士さんに「まだお正月はお持ちが食べられるよ」と言われた。
そうか、器具によっては食べられないものもあるんだね。
昔と矯正の仕方が違うんだ・・・。
とにかく今年の調整はおしまい。
来年も・・・、乳歯が永久歯に生え変わって綺麗に並ぶはずの、
中学生になるまで、まだまだ先の長いお付き合いが続く。
先生ありがとうございました。また来年も宜しくお願いします。

矯正歯科―歯並びと咬み合わせの最新治療 (専門のお医者さんが語るQ&A)

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