Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

アロマに癒され歯科通い

本格的なアロマ講座を受講。かなり前のアロマキャンドル作り以来。
http://d.hatena.ne.jp/neimu/20070211/1171201643
部屋に入った瞬間、机の上にセッティングされた道具類に魅了される。
まるで理科の実験道具、調理器具のよう。
ビーカーや計量スプーン、ガラス瓶。
サシェ用に好きな小袋を選んで、アロマ講座の始まり。
受講生二人に先生一人という贅沢な環境で、ゆっくりお喋りしながらスタート。


様々な精油を手に取り、香りを嗅いでみる。
心身に影響する効能をより確かにするために、好きな香りをチョイス。
その日の自分の体調に左右される香り選びは、わくわくしながらも慎重に。
名前を知っていても、精油となると全く知っている匂いと異なり、
自分の感覚が頼りにならなくなってしまった。


テキストとにらめっこしながら、目的別に相性を考えて香りを選ぶ。
欲張ってはいけない。選ぶ段階であれこれ匂いを確かめるうちに、
余りに純度が高い精油に香り酔いしそうになってしまう。
化粧綿に2,3滴垂らして内側に折畳み、小袋に入れれば完成、お手軽サシェ
バッグの中に忍ばせて奥床しく香りを楽しむもよし、
気分転換に自分で楽しむもよし。
仕事の合間にリフレッシュできるよう柑橘系でまとめてみる。


次に暑い季節、自分を癒すバスソルト作り。
ここは気合を入れて、デトックス効果の高い精油を選ぶ。
身も心も軽くしたい更年期の自分を労わる、効能と香り。
目にも優しいピンククレイの色としっかりした匂い。
瓶の中の天然塩が、あっという間にゴージャスなバスグッズに変身。



最後に市販化粧品を凌ぐ品質、本日最ものお値打ち。
コエンザイムQ10とVitaminEをたっぷり使ったアロマ化粧水を調合。
ビーカーに注意深く蜂蜜と精油を注ぎ、
ローズウォーターと精製水を混ぜ合わせるうちに、
民間療法で人々を治療した白い魔女もかくやという心境に。


作業の合間に温かいハーブティまで御馳走になり、
そのハイビスカスの色と香りを愛でながら、
アロマテラピーの効用についてあれこれ伺い、
あっという間の2時間。
久しぶりに自分のためだけの充実した、心癒される時間を過ごした。


お陰で午後からの歯科の通院も、緊張がほぐれたのか、
(主治医の緊張はまだ続いているかもしれないが)
歯根にいつものような手応えというか、
治療してもらっている時、ゴリゴリゴシゴシ針が通っていく感覚、音。
パイパスは上手く通っているのかもしれない。


「このままバイパスを広げてお薬を入れている時に、
もしかしたら何かの弾みで針が出てくるかもしれませんから」
・・・曲がった歯根の奥の破折ファイルが、そう簡単に出てくるものではなかろうが、
声掛けをしてくれる主治医の気持ちが嬉しい。
何も好き好んでファイルが折れたのではないのは、わかっている。 
暗く落ち込んだのは、起こってしまった事態の把握と、
それを知らされるのに間があったこと、説明を受けて、
自分の歯根の形が悪いから招いた事態のように感じられたから。


ハーブの香り、アロマの香りに癒されたのか、
治療中久しぶりに思いっきり眠くなった。
緊張し過ぎずボーっとできたのをよしとしよう。
さて、デトックスバスソルトはは1ヶ月以内に、
化粧水は2ヶ月以内に使い切ることとのお達し。
体から老廃物が出て行くように、破折ファイルも出てきて欲しい。
そんなアロマ講座帰りの歯科通い。
貴重な夏期休暇の一日を使った日。

つらい症状に効く!メディカル・アロマセラピー 自分でできる香りのレシピ243

つらい症状に効く!メディカル・アロマセラピー 自分でできる香りのレシピ243