Festina Lente2

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主治医の交替

主治医が変わってしまった。
まあ、見捨てられた感もあるが、補綴咬合治療。
いつになるか私のブリッジ再生。
直しても直しても、まだまだ終わらない。
右左の歯のバランス。
根管治療のやり直しを経て、補綴咬合作業に。
本格的に治療が終わるまで時間の、掛かる掛かる。


というよりも、主治医が変わるのが何が辛いって、
辛いというよりも、主治医交替の理由がわからない。
女性の歯科医に治療された経験がなかっただけに、
ここではある意味、ほっとしていた部分があったのに。


おまけに、主治医交替が何を意味しているか。
カルテがあるにもかかわらず、受診時の引き継ぎではなく
全く知らない医師にもう一度初診から受付って、そんなぁ。
(結構精神的にこたえる。人見知りする年齢でもないだろうって?
色んな意味で、慣れるまでが大変なのに。)


でもって、この時間帯に来るようにという受付の指示に従って来てみれば、
診察台に通されて緊張している私に、初対面の若い先生が第一声。
「今日はどうされましたか、何か不具合がありましたか?」


・・・何ですと? どうして私がこんな朝から休暇を取ってここに来ているか、
初診の受付をしないといけないから、待たされるから・・・だったのに。
望まぬ主治医交替のための一から初診だったのに、
何しに来ましたか? ってことは、全くカルテを読まれてもなくて、
交替の引き継ぎも全く為されていなくて、
「先生は決まっています」の受付の発言は何だった? 
何がどうなっているのか、また一から今までの説明を私が?
ちょっと・・・、パニクリました。
大人気無いほど表情が凍り付いた、自分。

生きる言葉 生かす言葉―心の主治医 茂太先生の (Wide shinsho)

生きる言葉 生かす言葉―心の主治医 茂太先生の (Wide shinsho)



待合室にいつも掛かっているはずの初診担当医の名札もなく、
一瞬たらい回しにされているのだろうか、
この患者は誰が持つか揉めているんだろうか、
急に主治医が変わったのは何があったんだろうかと、
今度の先生とちゃんとコミュニケーションが取れるだろうかと、
それでなくても不安で一杯なのに・・・。


大人だからといって、不安なく通院しているわけではない。
それでなくても、ちゃんと噛めない、1本入れ歯の生活、
不安定な仮の歯のブリッジでの生活、望まぬ症状の悪化、
隠れている歯の奥の病巣、どんな風に出るかわからぬ痛み、
治療したとてどれくらい持つかわからない自前の歯。
それなりに不安を抱えているのであって、
大人だから落ち着いて治療を受けている、平静、
平常心でここに来ているわけではない。


不安が一杯。その不安を打ち消すための治療なのに、
不安が倍増するような、そんな状況にあって、
「今日はどうしましたか?」は、ない。
根幹治療がやっとこ終わったこの歯は、本当にきちんと土台を入れて、
それなりの年月持つだけのブリッジの土台になるのか。
再び歯内治療に掛かるもう1本の歯の状態はどうなのか。


レントゲンで見る限り、根管治療をやり直した方がよいって、
それはそれなりの問題を抱えているからでしょう?
定年を見据えて働くようになってきている今、
健康を切り売りして、老いを前借りしているような気分。
年齢不相応にではないにしろ、不調が続くのは、
今更ながらの弱い歯は、生まれつき? 高齢出産のため?
ストレス? 単に歯磨きが下手?


新しい主治医とどうやって行けばいいのか、わからないまま。
この一連の交替と受付の今までと本日の応対と、・・・混乱。
患者が気弱になっているなど、医師の方では思わないのだろう。
当たり前の治療、一連の手続き、ルーティン・ワーク。
私は口の中に入れられる手の指の太さが変わっていることにさえも、
違和感を覚えながら診察台に座っている。
神経質? 初めてとはこういうものだろう。
神経質過ぎる? なかなか治療は進まず、トラブルもあり、
自分の健康、口腔内の健康状態に自信が持てないのだから、
神経質になっていて当たり前。


なのに、この通院の行き返り、仕事用の録音テープを聴いて、
プレゼン内容を確認しながら地下鉄を乗り継いでいる、
そんな私って。我ながら呆れる。
原稿に線を引いて、シミュレーションしている自分に呆れる。
そこまでしても、それなりの見返りがない仕事のために。

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