Festina Lente2

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安産のお守りを

歯内治療科の治療は終わって、後は補綴科でブリッジとなる。
それは来年からの治療になるので、予約をして帰った。
新しい補綴の先生に代わるので、不安はあるが仕方がない。
予約を取って帰るように言われて出向けば、
「どんな歯だったっけ?」と口の中を覗きに来られた。
一度しか診て貰っていないしね。
そうか、患者の顔を見て思い出すよりも、
口の中を診た方が、思い出しやすいんだね。


今まで随分お世話になった歯内治療の先生は、12月でお終い。
ずっと一人の先生に診て頂いて来た。
ここに来るまではどんな治療にしろ、女医さんに診てもらったことが
一度も無い私の歯。だから、とっても新鮮だった。
でも、補綴の先生も途中で交替し、歯内治療の先生もなのか・・・。
ちょっと寂しい、いやかなり寂しい。


「12月で一旦仕事を打ち切ることになっていたので、
丁度治療が終わってよかったです」と先生。
? 仕事打ち切る? 仕事やめちゃうの?
え? 何と育休に入られる由。え? 予定は3月ですって?
おなかが大きいのに全然気が付かなかった。白衣のせい?


受診時、私は目を瞑って横になっているし、
先生は椅子に座ったまま治療しているし。
(診察されている時に口も目も開けている人はいるのかしら?
子供の時はそう出来たけれど、今は恥ずかしい私)
小柄で細い先生にお子さんが出来ていたのは全くわからなかった。
何度も診察を受けていたこの1,2年の間に名字が変わって、
結婚されていたのは知っていたけれど・・・。


帰る途中、学問の神様のおわす天満宮に寄って、
安産のお守りを買った。
来年3月に生まれる赤ちゃんのために。


・・・私は先生と赤ちゃんと2人に見守ってもらってたんだな。
そう思って振り返ると、長かった治療もほっこりしてくる。
針が折れて、治療に時間が掛かってしまったのだが、
赤ちゃんはお母さんがお仕事大変な頃にに宿ったんだな、
そんなふうに考えると、なんとも不思議な気持ちになった。


自分が娘を授かった時のことを思い出した。
切迫流産に2度もなりかけて、安静の時期もあったっけ。
大きなおなかに心の中で話しかけて、二人で一緒に行動、
そんな気分になっていた身二つ前の頃。
実際に二人になったとたん、忙しさは倍増では無かったけれど。
その頃を思い出して、お守りを買った。


来年の春、無事に生まれてきますように。
娘と同じ兎年生まれの赤ちゃんが。
こんなところで最後までご縁があったことに感謝しつつ。


先生、ずっと治療ありがとう。
痛みが出たり、仮歯が外れたりで不安はいつもあったけれど、
トラブル時はさすがにめげたけれど、
同じ先生にずっと診ていただいたのは、
とっても有り難かったです。
よいお年を。そして、元気な赤ちゃんを産んでくださいね。

ミッフィー&ママ~胎教・安産をねがって~

ミッフィー&ママ~胎教・安産をねがって~