召しませ、深蒸し茶

掛川市は健康長寿の街。秘密の生活習慣は？
みんなご老人といわれる年齢の方々の若い若い、元気元気。
一体どんなものを食べて、どんな風に生活していたら、
こんなに健康になれる？医療費も全国平均の四分の三。
80台後半のお婆さんが少女のように明るい。
お仏壇に供えるお茶、朝のラジオ体操、畑仕事、劇団での活躍、
４世代同居の賑やか大家族。人間関係？　食べ物？
名産の山芋、自然薯を摩り下ろした芋汁が体にいいのか？
早めの夕食、早めの就寝、生活スタイルが長寿の秘訣？

超健康パワーの裏技は、一体何？
血管年齢が他のの地域に比べて５歳ぐらい若いという。
お金の掛かる病気が少ない、つまり薬の服薬量が少ない。
長寿獲得コストが0.75という驚異的な数値。
（病気にかからず健康で長生きするお年寄りが多いほど、
この数値は低くなる。）
一人当たりの年間医療費６２万円余り、お金が掛からず長寿、
こんなにエコな長寿があるだろうか。

医療が充実しているわけでもない、医療的には過疎の町なのに。
種明かしは･･・1日3リットルの緑茶？
画面で見る限り結構濃いお茶。
全国4位のお茶の生産を誇る掛川のお年寄り、
「お茶飲んで100歳になるぞー」と雄叫びを上げている。
小中の給食でもお茶、お茶の産地が長寿という結果が。
（ここでNHKの試してガッテン痛恨のミス、
三重県松阪市の文字が、松坂市になっている、情けなや）

疫学検査を2重盲検法で。緑茶の濃厚エキス入りカプセル。
飲んだ人には明らかにウエストサイズ、悪玉コレステロールが減少。
善玉菌が増えて腸内環境が整うらしい。1日10杯から15杯飲むと、
自然にお通じはよくなる、飲むのをやめると元に戻る。
しかし、問題は飲むお茶。掛川のお茶にどんな特別の効果が？
他の地域のお茶とは少し違うらしい･･･。

毎日、お茶 The Green Tea Book

茶をたのしむ ―ハートフルティーのすすめ (日本人の癒し)

掛川のお茶は細かい粒子が・・・、この沈殿物をろ過して分析。
すると・・・、この浮遊物はβカロテン、ビタミンE、クロロフィル類、
健康にいい成分がどっさり。他のお茶には含まれないのに、何故？
掛川の土壌に秘密？　掛川茶畑は日差しの良いよいなだらかな丘で、
日差しがたっぷり、かえって渋みのある葉っぱが出来てしまうのだとか。
故に美味しく飲めるように工夫した結果、掛川のお茶は深蒸し、
長く蒸されることでお茶っぱから栄養成分が沢山溶け出す。
つまり、どこのお茶でもあれ深蒸しすれば同じ効果が得られるらしい。

普通のお茶を深蒸しにすれば、同じ健康効果が得られるですと。
どうすれば？　あれ、お茶っぱをすり鉢で擂っている。
つまり細胞壁を壊して中から成分を出せばいいわけね。
要はお茶を完食、茶殻まで食べればいいわけだ。
こうやって健康増進、医療費節約に繋がれば、医療費は3兆円、
スカイツリー46本分に相当するらしい。

どれ、緑茶摩り下ろす手間は手間だが、飲んでみようか。
歯科大で右上ブリッジを入れるための芯を入れるための型取り。
ウン十万出さないと白い歯に出来ないらしい。
前歯じゃないから保険でお願い。
健康はお茶を飲んで頑張ろう･･･。
歯に茶渋が付かないように、気をつけよう。
エコで長寿。娘との約束、70まではボケないでいる。
高齢出産ゆえ迷惑は掛けたくないから、目指せぴんぴんころり。

紅茶が一番好きなんだけれど、頑張って緑茶を飲む冬にしようか。
そんなことを思った水曜の夜。
久しぶりに見た「ためしてガッテン」の夜。

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掛川　深蒸し茶 ( 掛川茶 )