老化は糖化

更年期の女性にとって「アンチエイジング」という言葉は、
ある意味、魔法の呪文一歩手前の魅力。
「老化防止」と言ってしまうと何だかじじむさいし、
「老化阻止」と言うと、あり得ないじゃんと嘘臭い。

とにかく、本日の「ためしてガッテン」。老化は糖化。
いあや、耳にイタイ。目にも心にもイタイ。甘いもの食べ過ぎ、駄目。
（体にも心にも、甘いもので甘やかされて駄目になるケース、
　わかっているのにやめられない。自滅コース驀進中。
他人に厳しく自分に甘い、その結果身も心も「言うに及ばず」の情けない状態。）

コラーゲンに糖が溜まると茶色になって変質、老化が始まる。
糖尿病は全身の老化促進。ゲスト、山瀬まみちゃんの顔が歪む。
何しろ肌年齢、AGE年齢は実年齢よりも25歳プラス。
それだけ糖化が進んでいると宣言され、老化していると言われたら嬉しくないのも当たり前。
憮然とした顔で「親より年上」になったとぼやく彼女。

私が測定されていたら、どうなっているんだろう？
嬉しくない、祖母から糖尿病の家系を受け継いでいる自分としては、
妊娠中毒症はかろうじてクリアしたものの、現在、もうメタボな私としては、
全く嬉しくない。老化・・・。
おっとりぷっくり瓜実顔なので若く見えるとお世辞も聞くが、
その実態は、シミ・シワ増加中の更年期の人間に過ぎない。
老化は確実に進んでいる。

老化はなぜ進むのか―遺伝子レベルで解明された巧妙なメカニズム (ブルーバックス)

「がまん」するから老化する (PHP新書)

唯一、糖化を促進する糖尿病予防に効くお手軽健康法。
食事時に野菜から食べる。これだけで糖の吸収を防げるのだそう。
パンやご飯よりも先に野菜から食べる。たったこれだけで。
要はエネルギー源になるものばかりをがつがつ食べるような食事は早く年を取る。
「前菜」（こってりしたものではなく）から食べるのは、メニューの並び、
健康上の「礼」に叶う訳か・・・。

それにしても、こんがり焼けたタンパク質はおいしい。
でも、時間と糖がタンパク質を変性させる糖化はマズイ。
要注意。赤信号。全くもって嬉しくない。食生活を否定されたよう。
山瀬まみちゃんもきっとそうに違いない。
解説のお医者様から「ご苦労されているんですね」と糖化指数の高さをねぎらわれていたが、
要は、それだけストレスの溜まる生活をしている可能性大ということ。
老化は食生活ばかりではない。精神生活、心の若さとゆとりも影響する。

・・・誰ですか、悩まない馬鹿はそんなに老けないはずだ、なんて、
下品なヤジを飛ばしているのは。

とにかく野菜は好きだけれど、忙しくなると料理もいい加減。
摂取量も減る。ストレスは溜まる。手足肩バリバリ。
最近は足が重い。いや、足も・・・か。
野菜から先に食べましょうって、野菜が並んでいないような、
不健康な食事じゃ、ね。インスタントで済ませたり、
忙しさの余り抜いたり・・・。

やっぱり医食同源、かぁ。
アンチエイジングに野菜。糖尿病予防に野菜。

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