週明けの痛みや違和感
家人を休日を過ごし、月曜になる。
またリハビリの平日が始まる。
怪我や病気というものは非常に心細い。
ましてや、医者から知らなくてもいいということを言われて、
どこがどうなっているんだろうと不安になることもある。
何もかも詳しく知ってしまうと取り越し苦労だから、
何も知らずに毎日を暮らす方がいいと?
治るか治らないか、不安。
治してもらっても不安。
例えば私の歯。ブリッジガ入ってしまってからの方が、
口の中に違和感が多きい。何しろ噛み合わせが変わってしまい、
なかなかそれに慣れる事が出来ない。
口腔内は敏感だから、歯科は大変。
けれども外からは見えないから、他人にはわからない。
いつもいつも通院する時は不安。歯科も内科も眼科も外科も。
皮膚科も産婦人科も耳鼻科も、何だって不安。
良くなるのか、元通りになるのか、痛みは減るのか、無くなるのか、
どうなるのか、体の不調は不安の連鎖反応。
自分の痛みの続く足、バランスを取って歩くのが難しい足。
家人の整形外科通いも半年近くになる。杖は離したものの、
不安定な姿勢、何とか歩く姿を見るのが辛いことも。
リハビリの思うように進んでいるのかいないのか、わからない状態。
その不安に付き合う家族も、不安に振れる。
良くなっていく、良くなる方向を諦めずに臨む、
それは本当に難しい。ただ待つだけでは持たない。
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大腿骨転子部骨折についてこんな記事を見つけた。
でも、見付けなかった方が良かったかもしれない。
立場が違えば見える事柄は異なる。
だから、こういうことを知ってしまっても、
こういうこともあるのだと知ったからとて、
何の幸いにも繋がらないのに、知ってしまうとそうなのかと、
凡人たる「こちら側のやるせなさ」もただなら無い。
お医者様の側からしたら、何ということのない手術なのだろうか。
では、家人が手術に要した3時間半(家族はそれだけ待たされているわけで)
実際の時間がこれだけだったとすると、術前術後の管理だけで実際この時間?
何となく納得のいかない家族の立場。
というか、不安で不安で待っているわけで、(術中何が起きるかわからないから)
医師の側はすべて想定内でも、家族は何も知らない素人だから。
それに、術者の側としては手術はうまくいきましたよ。
そのあとの、痛みや精神的な不安に対するメンテは・・・。
今一つだったことを思うと、やはり、手術の良しあしを左右するのは、
手術そのものであると同時にその後のフォローだと感じずにはいられない、
家族の側の立場。
施術側の熟練と、患者の側の、本人とそのまた家族の思いは、
同じように重ならない。
そんな当たり前すぎることを実感する、家族の時間。
その時間のアップダウンに直面する土日月。
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