Festina Lente2

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健康祭りと銅鐸

この季節恒例の健康祭り。いつも家族で出かけて健康チェック。
特に歯が弱い私にとって、これは大事。
唾液検査、歯垢を顕微鏡で見たり、奥歯の噛む力を測定したり。
この所仕事の忙しさ、過労のせいか口の中が痛い。
知らずに噛みしめてしまっているのか、免疫力が落ちているのか。
今朝は歯磨きをすると出血しているし・・・。
ブリッジが二つ入ってしまった右上の歯。
やはり右の奥歯は上手く噛みしめていない感じ。
年齢相応の噛む力と言われたが、今まではもっと強く噛めていた。


嬉しかったのは歯磨き指導。
歯科衛生士さんに歯ブラシの使い方が上手だと、初めてほめられた。
今までそんなふうに言われたことはなかったので、少しは進歩したか。
歯垢検査でも顕微鏡で見る限り、あんまりばい菌はいないよと言われたし。
唾液検査ではしっかり血液が検出されていたけれど。
どこかしらの歯茎の状態は悪いわけで・・・。
そして、フッ素塗布。歯ブラシを貰って、歯茎を労る歯磨き粉の試供品。


心配していた血圧はいつもより低めに出て一安心。
運動不足なのが心配だったんだけれど。
血管年齢は年齢相応。でも昨年はぐっと若かったのでがっくり。
市の薬剤師会のクイズ。漢方薬コーナー以外は毎年全部新しい問題。
ためになる。飲み合わせの問題。副作用の出方等。
今年はずいぶん答がわかりやすいように作ってあった。
でも、専門用語ばかり出てくるので、字を読むのは大変。


家人の肺活量と骨密度はかなり落ちていて、相変わらず心配。
私は体重のお陰!?で適度にGがかかり、骨密度は大丈夫。
今年は心肺蘇生法は実習せず。
認知症のコーナーが充実。テストを揃って受ける。
良かった、何とか大丈夫。
でも・・・、お隣さんは4コマ漫画の台詞が入れられなくて、悩んでいた。
さすがに学校で使う国語力の問題ではないので、他人事ながら・・・。
家人と私の台詞の入れ方の違いは、性格の差だね。


食事のコーナーはいつも幼稚園保育園、小中の発表展示があり楽しい。
栄養をどのようにバランス良く取るか、食べ物はどこから来るか、
食育への熱意が一番見て取れるのは幼稚園・保育園。
どのコーナーもクイズで盛り上げ、スタンプラリーが楽しめる。
柔道整復師のコーナーは例年と異なり、立位の写真を撮って解析。
正面と真横から体の歪みを見ているよう。
うーん、体はまっすぐなのに首が・・・。
背中や肩、首がバリバリ凝っているのがよくわかる。
昔から姿勢は良くないので、意識しているのだが。


実は娘は用事でいない。遅れてきて合流。
とりあえず、歯科コーナーだけ回ってきた様子。
今日はまだ出かける予定がある。


娘が見たいと言っていた銅鐸の展示が本日まで。
大急ぎで弥生博物館へドライブ。
結局閉館まで居て、外壁の垂れ幕が仕舞われるのを目撃。
ああいうものってみんなゴミになってしまうんだろうな。
銅鐸のデザインはすこぶる楽しい。
吊すこと重視、重くて置いて使うタイプ、綺麗な音が出そう、
置物として視覚的にどんと威圧するデザイン。
小さなものから大きなものまで。


銅鐸だけを中心に特別展。講演会もあったようで、
駐車場は満杯。歴史が好きな人が集まっている。
せっかくの面白い展示も施設が古びてきていて、
画像が見えにくかったり、カフェなどがないので、
休憩コーナーの自販機飲料だけでは少々辛いのが実情。
贅沢は言っていられないのかも知れないが。


お土産物コーナーは、以前よりほんの少し充実。
もっと欲張って歴史物グッズを販売してほしいな。
お役所仕事の売店とはいえ、神戸市立博物館の売店の充実度は凄い。
あそこまで行かなくてももう少し貪欲にお土産コーナーがあればいいのに。
古代文明関連図書、地元の伝説、
府の施設だからそれに見合う予算で、リピーターが欲しがるものを。


銅鐸のコーナーを眺めて常設展示を楽しむ娘。彼女曰く、
昔よりも画像解説が面白くて仕方ないらしい。
学校で歴史を習うようになったので、良く理解できるのだろう。
以前はわからずに眺めていたものが。
何度も来ているのだけれど、確かに久しぶり。
あ、何度もというのは私の記憶の範囲内で、
娘にとってはそれほどでもないか・・・。


健康祭りと銅鐸と。不思議な取り合わせの本日。
仕事を忘れて過ごすことは出来た?

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