Festina Lente2

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娘の誕生日から1ヶ月

何だか一日の記憶が余り無い。何をやっていたんだか。
どうも、ただただ流されていっているようで、
記憶がぼんやりしている。月末が近づいて来た、それだけ?
毎日真面目に日記を付けていないから、何をどうしたのか、
きちんと記録もなく、いい加減に終わって、跡形もなく。


ああ、そうだった。
ピアノの練習帰りの娘をピックアップして、
夕食を作る元気もなく、イタリアンレストランのチェーン店に入った。
駅前ごとにあるんじゃないかと思える安くて早い店は、
さすがに平日の夕方、いや、夜とあって客は少ない。
家族連れで夕食を食べる3組のみ。
みんな子ども連れ、似たような状況なのかな。
絶対に一人1000円以下に抑えることが出来る安価なメニュー。


でも、このチェーン店の本拠地が、埼玉県だと知った時、
私たちは既に埼玉から大阪に来ていた。
家人の転勤で、埼玉とはお別れしていた。
車で走ったことのあるその、お隣の市にわざわざ、
名産? 特産? 郷土料理だというナマズ料理を食べに行ったっけ。
そんな思い出がふと蘇る。
まだ、娘が小学校に上がる前の夏の日の出来事。


気がつけば、娘の誕生日から1ヶ月。
思えば娘がもっと幼い頃、27日が来る度にケーキを買ってきていた、
(もちろんショートケーキだが)親ばかだった私。
何かあるごとに、甘いものを買ってきたり、ちょっとしたお土産で、
娘の喜ぶ顔が見たいと思っていた私は、
保育園に預けっぱなしの娘をお迎えに行く時に、
できるだ早くお迎えに行こうと思いつつ、そんな寄り道もしていたっけ。


一緒に買いに行ったり、食べに行ったりするようになって、
一緒に作るようにもなって、この頃は帰宅すると、
既にお味噌汁ができあがっていたりする。
誠に有り難い。いや、親が出来ないと娘が出来るようになる。


さて、夕食を終えてみれば20時を過ぎたビルの
メインの出入り口が閉じられていて、
どこから出ればいいのか、予備の出入り口を知らない私たちは、
駐車場まで随分遠回りをした。二人で、間抜けな泥棒の如く、
ウロウロと彷徨うその姿もなかなか侘びしいが、
ある意味それも楽しく、木曜の夜は更けていく。
繁華街ではない、ニュータウンベッドタウンの駅前は、
週末でもなければ本当に人気がない。


ああ、12才と1ヶ月をこんな風に過ごす娘。
そして、かーちゃん。
久しぶりに、こんな風に仕事帰りに侘びしく食べたね。
ピアノ、新しい曲どうだった?
発表会まで1ヶ月を切ったね。

バロック音楽名曲 ベスト KICW8469

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四季

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