Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

今週の外食

という本日の記載内容には実は問題がある。
ここに載せる写真は、翌日土曜日の昼食まで入っているから。
(ちなみに昨日の夕食は入っていない)
とにかく、出張の水曜日のイタリアンランチ。
今日の晩、娘を連れて入った店。
どこからどう見てもバーだが、軽食を出す駅前のバー。
そして、翌日の南インド料理のランチ。


そう、出張先まで2時間、早めに出てランチ。
特に美味しいかと訊かれると、少し首を捻るが、
まあ、お手頃な値段で前菜、パスタ、デザート、コーヒー。
文句は言うまいというシチュエーション。
目の前に綺麗な酒瓶が並んでいる景色は嫌いじゃない。
そう、カウンターに座ると仕事の具合がわかるから。


  


この店は駅前から少し離れているので、駅近の店のように1000円では勝負できない。
おつりが来る値段で勝負している所が、赤字覚悟で潔い。
もっとも、サーブの女性はいつも人が違っていて、続かないのかと思うほど、
危なっかしいのが気になる。


  


中央図書館では本を持って帰る際に、カワイイ袋をくれた。
そのまま何となく、駅の店で一服してしまいたくなったのは言うまでもない。
ちなみに、私はこの絵の女性に似ているとか似ていないとか。
光栄に思っていいんだか何だか。



そして、本日金曜の夜。娘が先日漏らしたひと言。
「バーってどんなとこなの?」
でもって、8年後の未来に娘と肩を並べて堂々と飲める日には、
還暦を過ぎているはずの私は、無病息災健在というわけに行かず、
無事に飲めるのかどうかわからないので、とりあえず、
とーちゃん宅へ出向く乗換駅でスーツケースを引きずりながら、
娘の質問に答えるべく、ごくごく安全な女性客仕様の店で
一杯引っかけてみることにした。美味しい飲み屋はおつまみも旨い。
そして、格式高い店でもないので子連れでも嫌がらぬ。
何しろ、夕方7時前後の口開け時間。


  


身内とは、とうとう飲みに行くことはなかった。
自分の父親は家飲み派で、娘を誘って外に飲みに連れて行くという、
いいかっこもしなければ、味もわからぬ小娘相手に金を捨てることもしなかった。
母親は私が料理をすると「どこでこんな飲み屋の料理を覚えてきた」といい、
就職後の宴会に出向く私に「酌婦の真似はするな」と言ったくらいだから、
とうてい、外で一緒に嗜むなどあり得ない話だ。


  


娘は自分のために作られるアイスティーや、他の人のカクテルが目の前で作られるのを、
そして、かーちゃんのビールがサーバーから注がれるのを見ていた。
私の作る食事で育った娘は、将来呑み助になることは間違いない(と思う)。
下戸ということはあり得ないだろう。それはさておき、
物珍しげにきょろきょろすることも無く、大人しく食べて出発。


日帰りで関東まで出かけたとーちゃんは、戻っているかな。
小学生の旺盛な食欲は、上品に食べたカウンターの食事では足りない。
ここで、中華料理やの暖簾をくぐって、再びカウンターで皿うどん
二人で分けて食べる中華は家族の定番、遅めの夕食だ。

高崎・前橋 プロがすすめるダイニング&バー

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家族というのは不思議なもので、がらがらとスーツケースを引きずって
家人宅に辿り着くと目の前に滑り込んできたタクシーから、とーちゃん。
ああ、駅で一緒になれば歩いてこずに済んだのにな。
予定外の散財をしたかーちゃんは、タクシー代をけちって歩いてきたのだ。


そして、翌日土曜日。朝刊のチラシに南インド料理店のチラシ。
出かける予定があった上に、通り道。ということで、
エスニック料理好きの家族は、物珍しさに出かけていく。


    


調度品も真新しく綺麗な店は、どうやらやはり、夜はバーになるような雰囲気。
南インド料理は、確かに馴染みのない味だったが、それでも美味しいのは美味しい。
ナンだけ追加して、少しずつ味わった。一人で食べるには多いメニュー。
平日のランチならばもう少しお手軽値段なのだろうが。
一人分を3人で味見。それでも、ご飯代わりのナンがあるので大丈夫。


  


今まで私たちが食べてきたのは殆ど来たインド料理だったんだろうか。
ネパール料理もパキスタン料理もあんまり大差ない味付けと思っていたが、
南インド料理は確かに香辛料も違うようだ。
気候のせいと言われればそれまでだが。


今週、またもや食だけで海外旅行。
いつになったら、本当に家族で海外に行けるやら。
エンゲル係数だけ大きい我が家。

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