Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

イナビル初体験

連日仕事で21時前後に帰宅。娘と顔を合わせる時間があまりないまま、
朝になり、昼になり・・・。昼前に職場に電話が掛かってくる。
昼間の電話は要注意、危険信号。なぜなら保険の勧誘同様、
ろくなニュースがやってこないからだ。


案の定、娘の小学校の保健室から。発熱でお迎え要請。
どんなに急いでも、仕事の事後処理が必要。
正午を過ぎるのを見越して、予防注射をした内科に電話を入れ、
受付時間が過ぎても診察は可能かどうか訊ねる。
OKを確認して、すっ飛ばす。保健室の余りの混雑にギョッ。
娘は一番奥のカーテンの中で寝ていた。


手短に説明を聞き、病状確認。
小学校ではインフルエンザA・B両方流行っているとのこと。
隣の市で学級閉鎖が相次いていて、先週最後の授業参観の時も、
保健室で休んでいる生徒がいると聞き、危ういなと思っていたが、
まさかの修羅場仕事の最中にこういうことが起こる。
というか、親が忙しい時ほど、放っておかれた子供は病気になる。


ランドセル・上着を持って無断駐車して止めた車に押し込み、
駅前クリニックビルへ直行。診察後待つこと15分、見事B型。
予防注射をしている関係で、あまり熱が上がっていないのだろうとのこと。
それでも、娘が「しんどい」と寝込むのは余程のこと。
2時間目から保健室へ行ったということなので、絶対朝から調子悪かったはず。
でも、私は気づかず出勤してしまったのだ。
朝方だるいなあと感じていたらしい。
おまけに、昨夜は暑いなあと。それは布団を被りすぎて暑いのではなく、
熱が出ていたから暑くて寝苦しかったのではないか。


とにかく、処方箋を貰って薬局へ。
初めてイナビルにお目にかかる。タミフルリレンザの経験はあれど、
これは今回初顔合わせ。1日に全ての飲みきる!?
5日間効果が続くそうだ。ええー? 一度に全部飲んで大丈夫なのか?
ともかく先手必勝のインフルエンザの治療。
親子共々毎年予防注射をしてきて、最近掛かったことは無かったのに。
四の五の言っても始まらない。判定は出た、即行帰宅。
リレンザ同様吸入。少しやり方は違うが。


仕事にかまけて平日は娘を構っていなかったツケか。
土日出かけた所は人も少なく、車で移動しているから貰って来たはずはない。
学級閉鎖も出ている学校で貰って来たに違いないインフルエンザ。
6年生、卒業を前にしてとうとうインフルエンザの洗礼が我が家にも。
気ぜわしく、親に余裕が無いだけに、心虚ろなこの時期。
神様はこういう形で現実に対処するようお灸を据えてくる。
現実逃避している親なんぞ、子どもの病気で一発呼び戻される。


というわけで、熱は38度前後のまま。39度を超えることなく。
久しぶりに冷えピタを探すとほんの少ししかなく、買いに行くことに。
それだけ病気と無縁で過ごしたってことだね。
ある意味、神様ありがとう。
健康の、それも娘の健康のありがたさを思い出させてくれて。
我が家では最も若くて最も体力があり、最も健康な娘。
親は二人ともあちらこちらに故障を抱え、老親は言うまでもなく通院や検査に追われ。
そんな家庭環境にあって、ひたすら自分の世界を歩いてきた娘の自己主張は、
病気になるという形で現れる。
今回はインフルエンザ、キターという感じだった。


どんなにクラスが学級閉鎖になっても、毎年元気だった娘よ。
ごめんよ、かーちゃんのせいだ。毎日遅くて、御飯も不規則。
幾ら自分で作れるメニューがあると言っても、給食をお代わりしても、
かーちゃん御飯の回数が減っていたのは事実。
一緒に過ごす時間が少ない上に、かーちゃんの元気が無かったことも事実。
娘よ、ご免。インフルエンザ、早く直そうね。
かーちゃんは仕事休めないけれど・・・。

強毒型インフルエンザ (PHP新書)

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