職場でサプライズ
職場でにて、3日遅れのバースデーケーキとプレゼント。
親子ほどの年の差のある相方から貰う。
実は彼の父親とも仕事をしたことがあり、過去3年の付き合いとはいえ、
本年度、随分気を遣ってくれた、今までに無いスタート。
いやはや申し訳ない。
ああ、我が子ほどの年齢差の人間に気を遣われて。
嬉しいが面はゆい。有り難いが、少々こっぱずかしい。
何しろ家族から何にもない、食事でさえも自腹。
プレゼントも何もないと、拗ねて不貞腐れた先週末。
週明けの夕暮れは、ささやかなサプライズパーティ。
淹れて貰ったコーヒーとネームプレートのついたイチゴケーキ。
クリームはふわふわで柔らかすぎるほど。
部屋で飲むようにと新しいカップと、冷めないように保温のシリコンの蓋。
そう、物凄くお高いものでなくても、これで充分。
心のこもった職場で使いでのあるグッズ。
帰宅して、この出来事を話すと、娘ときたら皮肉な口調で
醒めた発言。(照れもあるのかも知れないけれど)
「お母さんぐらいの年齢になっても、お誕生日おめでとうって
言って欲しいの?」なんて言われた日には、
…ちょっと哀しくなってしまう。
仕事場で、職場でも家でもどこででも、気遣われる嬉しさ、
構ってもらえる嬉しさを忘れたら、毎日は寂しいぞ、娘よ。
誰かが誰かにいつかサプライズ。
それは、日々の潤いなんだから。
思いがけない幸せなんだから。
というわけで、仕事をして疲れた1日を、甘いケーキで締めくくり、
更にそこから2時間残業して家路についた私。
夕食を食べて、即寝た。ざんぶりこと風呂に入ってすぐに寝た。
年には勝てぬ? いや、新年度の新しい仕事には勝てぬ?
やたら眠いのは、昨日の伏見稲荷登山のせいかもしれないが。
それにしても、若い部下に気を遣われて機嫌を直す自分は、
何と単純なのか。? ケーキに? プレゼントに?
とにもかくにも、年は取っても乙女で現金な私。
甘いものですっかりご機嫌なのであった。
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