『梅ちゃん先生』
家族団欒の週末、土日の楽しみの一つは『梅ちゃん先生』。
いえ、別にNHKの回し者ではありません。
でも、基本的にCMの無い本編中心のNHKが大好き。
以前は朝ドラも車の中のラジオで聴けたけれど、
デジタル放送開始以来、それも無理になって粗筋がわからない。
家で録画を取ればいいのだろうけれど・・・。
この1,2年、習慣のように、
家人が録画してくれたものを食事時に1週間分まとめて見る、
というのが、一家団欒の一つのパターン。
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梅ちゃんのキャラクターもいいけれど、
多分『篤姫』の時の皇女和宮の役柄といい、
『3丁目の夕日』の六ちゃん役といい、結構私のツボ。
それに加えて、男性陣がいい味を出している。
女性陣はベテランが多いが、男性陣は若手が多く、
主人公である梅ちゃんとの「絡み」があるから見応え。
いつも「ばかばか」言われて、幼なじみとしての付き合いが続く、
信郎役の松坂桃李よりも、遙かに個性的?な理屈っぽい堅物、
松岡を演じる高橋光臣が、現在、我が家全員のツボ。
あんまり見たことない役者さんだなと思っていたら、
二人とも戦隊ヒーローものにも出ていたらしい。
そりゃあ、我が家のラインナップから外れてる。
知らなくて当然だった。
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こんな風に家族で、この先どうなるのかな? と楽しみながら、
「お母さん、主題歌いつになったら覚えられるの?」とか、
「この医学部はどこで撮影しているんだろう」とか、
「食べるシーンの多い撮影だなあ」なんて他愛ない話をしている、
その時間が、家族団欒のひととき。
ドラマの中のように、みんなで揃って御飯を食べているちゃぶ台、
怖いお父さん、きょうだいの関係、友だち、同僚、
あれこれ考えながらドラマを見るのは楽しい。
何となく生活様式の中に、古いアルバムを見るような、
そんな感覚もあって、楽しんでいるんだけれど、
何故か、東京制作のドラマのせいなのか、
岸和田を中心としたドラマのインパクトのせいか、
私の周辺では『梅ちゃん先生』の話題で盛り上がることなく、
毎日が過ぎていくので、うちの家の中だけのマイブームに。
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それもこれも、関西で生活しながら
宮城県人と愛知県人の生活が続いているから?
東京弁というか共通語の会話に違和感はないけれど、
「ばか」が堪える関西人の多い職場のみんなは
どうやら駄目みたい。やれやれ。
私は相変わらず「あほ」って言われた方がぐっさり来る。
松竹梅の梅だと、きょうだいの中で僻んでいる末っ子、
何でも上手くできないけれど一生懸命の主人公が、
どんなふうに「お医者さん」になっていくのか、
そこも見所だと思っているのに、普段はそんな会話も全く出来ない。
あんまり強い前向きポジティブは見ていてもしんどいけれど、
ほんわかしている『梅ちゃん先生』は、安心? してハラハラ出来る。
家族、女性が勉強して仕事を持つこと、恋愛、
色んなテーマを含んでいるから面白いと思っているのに、
若い世代では全く見られていないのか、
周囲では話題にならない『梅ちゃん先生』。
私は不器用なカップル(この言葉は死語?)の行く末が楽しみな
先週今週。
こんな風に家族でとーちゃん宅に集まって、連続ドラマ、
朝ドラを見ることが出来るのも、あとわずか。
ちょっと寂しい週明け月曜日。
NHK連続テレビ小説 梅ちゃん先生 上 (NHK連続テレビ小説)
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