１週間前の愚痴 再録

以下の愚痴は１週間以上前のこと。
今晩の私たちは夜行バスの中。
とーちゃん宅に向かって母娘２人で初の夜行バス体験。
１３日の金曜日の晩に出発というのが縁起でもない。
雨の天王寺駅から渋谷行きのバスに乗って、
どうなることやら。

　　　　

　　

明日引っ越さねばならぬ。
もっとも、私個人ではなく辞令を受けて、
出向くかざるを得ない家人を手伝ってのことだが。

家族だから手伝うのは当たり前かもしれないが、
少々不本意。愚痴になるが、こちらの掃除等一切手伝わず、
私は2件分の家のメンテナンス。
ご多分に漏れず、男性は忙しいを名目に家事をしない、
電灯の傘に埃が積もろうが、カーペットがざらつこうが、
トイレが薄汚れようが、全て相方にさせる。
本来は私よりもきれい好きの家人だったと思うが・・・。

この年齢、体力。気力、今の仕事の状態で
２件分のメンテナンスを一度にするのは無理。
収入も私の方が低い。なのに若い時以上の労働力を要求？
理不尽だ。引越し要員が前日に来ることも黙っていた。
何でも事後報告で来る。苛立つ。
ただでさえ、物理的にも心理的にも忙しい時期。
苛々指数が高い上、雨模様の天気とくれば体の節々も痛い。
小さなことでささくれ立ち、針小棒大、
一触即発の機運高まる引越し。

当たり前と思っていたことが当たり前ではなく、
双方の暮らし方の違いがぶつからないよう距離を取ってきたが、
こういう時には、その隠して見ない振りをしていたものが、
一気にぶつかり、どうしようもなく揉め事となる。
過去の出来事をまざまざと思い出し、
怨恨さながらに暗い思い出がふつふつと煮えたぎってくる。
あまつさえ、引越しとは基本的に関係の無いことさえも。
引き出しが多い分思い出すことも多い。

暗黒の世界

Islands, 40th Anniversary Edition

今の時期、季節的にどれほど修羅場の時期か全くわかっていない。
普通の夫婦のように連れ添っていないから
わかって欲しいと要求するのが無理なのか。
家庭内労働力を当てにして、普通の主婦と同じことを要求する。
夜20時まで仕事をしても回らない、そういう現場にいて、
持ち帰り仕事もあって、忙しい時期と重なっていても、
「俺は引越しだから」で済まそうとするのか。
らくらくパックでも何でも頼めばいい。
部屋を整えなおすのは結局自分、最後には自分。
実際の広さや間取りがわからない今、じたばたしても・・・。

七夕のごとく逢瀬の少ない夫婦を、カササギが橋を渡すはずも無く、
天気は雨模。明日はトラックに荷物を積み込まねばならぬ。
仕事の憂さと日常生活に突き刺さる非日常の淡いで、
闇に紛れてアジサイだけが涼しげな色を見せている。

エピタフ Vol.1-Vol.4(紙ジャケット仕様)

クリムゾン・キングの宮殿