長い桟橋
(写真は全て大きくなります)
南半球で一番長い桟橋、バッセルトンのジェティ。
そういう触れ込みだった。
→http://www.busseltonjetty.com.au/
余り何も知らずに出向いて、まあ、良かったか。
絵はがきやパンフレット通りの景色を見る。
ちょっと趣を変えて海辺のランチ、20分間。
それはそれでいつものサンドイッチも美味しく感じられる。
生憎の曇り空の下ではあるが。
かつて船が行き交っていた時代、この小さなトロッコ列車は
観光客用ではなく、荷物を運ぶ重要な役割を担う、
そういうものだったのだろうけれど、今では釣りを楽しむ、
景色を楽しむ、そんな人々がたまに行き来する場所、
地方の隠れたマイナー観光地。
今日は波が荒いので、水中展望台は見られないそう。
? どこが何が荒いのかさっぱりわからない。
全長1.8㎞もあるという木製桟橋。
その上を走る赤いトロッコ列車がかわいい。
方向転換して前方にぐるりと回る先頭車。
雛を孵す為に? ただ単に羽を休めているだけ?
木枠の所々に嵌り込んでいるように見えるカモメ。
風は心地よい。何の説明もないまま、土産物や。
店内の片隅にある一連の写真。
もっとじっくり解説を読む時間が欲しかった。
文化遺産博物館ってこれのことか。
もう少し大々的に宣伝するか、整備するか、工夫して。
学会のポスター展示じゃあるまいし・・・。
でも、こんな所に訪れる人、そんなにいるのかな?
今、冬だから閑散としているのかな?
夏だとみんな泳ぎに来る、遊びに来る?
往復するとおよそ4?だからさすがにキツイ。
きっとみんな、このかわいいトロッコ列車を利用するよね。
買えない時はお土産物を写真に撮る。
観光地に来て、何だか心の中が余計に寂しくなる。
そんな気持ちを感じるのは、日本でも外国でも同じ。
小さなマイナーな観光地。
そこで時間を潰している半日。
これも仕事のうちなのかしらん?
夜の散歩。見上げれば、空は満月。
寒くて10分で切り上げ。
『千と千尋の神隠し』の映画をご存じ?
千尋が銭婆の所へ向かうのに、湯婆婆の所から脱出し、
海の上を走る列車に乗りながら景色を眺めるシーン。
何とも言えない不思議な雰囲気の景色。
最近では行ったっきり、帰りの列車が無いという。
誰が乗っているのか、影のような人たち。
この世のものではない異世界の中でも、更に不思議めいた場所。
ここがモデルになっている景色、と言われているけれど、?
まあ、そう思いたい人は思えばいいか。
日本にも「ここがモデル」という候補地があるし。
とにかく、ゆっくりと景色を眺めながら過ごす、
そういう海辺の1時間を過ごすには楽しいかも。
頭の中も、見る物も英語で、
初めての物を見たり聞いたり、ドキドキワクワクする感覚と
醒めて突き放して見る自分との乖離著しい1日。
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