Festina Lente2

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同期の桜が

同期の桜が亡くなったという話を小耳に挟んだ。
職場の立ち話、その途中別のグループの中の会話が漏れ聞こえ、
勤務地、年齢、性別、その過去の訃報に当てはまる人物は・・・
当然絞られてくる。冗談じゃない。
あとを追いかけて名前や出身校など、プロフィールを確かめる。
まさか、まさか?


今朝も相変わらず血圧が高い。
水曜日余りの気分の悪さに、周囲からセカンドオピニョンを貰え、
薬が体に合っていないんだろう、別の病気じゃないのか、
やいやい言われて、出張も取りやめ、
医者に出向いて副作用として考えられる薬を一錠減らした。
カリクロモン(変換すると仮黒門と出てくるのが可笑しい)、
毎食後の服用を3回ストップしただけで、目眩と浮遊感、胃もたれ
全てが嘘のように消えていった。


ホームドクターは良く血圧は下がっている方だという。
ドクターが図った夕方は、確かに上が138/86ぐらいになっている。
先週のような、左右の脈圧差も余り見られない。
しかし、毎朝安静時の早朝血圧は相変わらず156/94ぐらいで
どこが下がっているんだか。
1日24時間効きますが謳い文句の降圧剤の聞き目が切れる頃、
何のことはない、しっかり血圧は早朝に上がっている。


この1週間、寝苦しさ、息苦しさ、頭痛、軽い吐き気、浮遊感、
目眩、ふわふわとした足元の頼りなさと気分の落ち込み、
更年期の症状よりも服薬の副作用の方がよっぽどキツイ、
高血圧の薬、半端なくきついぞ・・・という思いと、
これをずっと飲み続けなくてはならないのかというショック、
この状態のため仕事が2週間も滞っていること、
娘の中学校が学級崩壊していることなど、
重なる出来事に夜中ばくばくする心臓、
ぞっとする夢見。


倒れるんじゃないかという恐怖に苛まれていた。
このまま朝目を覚ますことが出来ないんじゃないか、
体が痺れたまま動かなくなるんじゃないかという思いに、
どんどん引きずり込まれて落ち込んでいた時だけに、
同期の桜、高校時代の友人のまさかの訃報におののいた。


いや、年賀状は来ていたか無かったか、
確か親御さんの訃報で喪中、それは去年のこと? 
一昨年のこと?
記憶が曖昧になる。


忙しさにかまけて勤務時間帯が昼夜逆の私たち、
電話やメールのやりとりも、最近は間遠だった。
向こうは子どもがとっくに就職、介護以外の話題も減って・・・
特に絶対連絡しなければならないこともなければ、
心配を掛けずに解決できることなら敢えて何も言わず・・・。
そう言えば、最近声を聞いてなかった。
仕事の打合せばかりで・・・。


ネットワークは同窓生に頼るに限る。
普段はもう付き合いが希薄だが、情報のハブと異名を取る親友に、
共通の友人の近況を訊ねると、彼女も!?
お互い嘘であってほしいとあちらこちらに連絡を回し…
そして、取りあえずツテのある親友に任せること1時間。


ほぼ同姓同名の赤の他人だと判明・・・。
すぐさま彼女に連絡を取って、本人確認。
長話の女王と言われる彼女の話は深夜にまで及び・・・。
しばらく話さなかった分を全部取り戻した。
いや、色んな意味で疲れたよ。
それでも訃報の多い年なので、良かった良かった、一安心。

暮らしホリスティック―エコの国ドイツ・ドレスデン便り

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