Festina Lente2

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娘の運動会 

午前中は勉強会があったので休めず、市内から大急ぎで取って返すも、
団体競技や徒競走は見られず。ダンスだけ辛うじて見る。


代わりと言っちゃ何ですが、朝からとーちゃんに運動会を見てもらう。
あ、すぐに見つかってよかった。少しホッとする。
昼抜きで空腹なんだけれど・・・。
うーん、そうか、こんな風になっていたのか。
中学校の運動会、小学校よりも校庭が広いせいか、
1学年の学級数が多くても違和感がないなあ。
100メートル走、練習していたけれど何位だったかな?


あれ? 目玉商品、もとい運動会、体育大会の目玉、リレー。
リレー競技偏見以前に女子が先に走って、
男子が後でないと盛り上がらない。
真剣勝負! 的な盛り上がりが後に控えていないと。


1年から3年まで、3学年分の女子が全員で踊るダンス。
マスゲームではないわけか?、
あんまり動きが多くないので、目立たない。
今から思うと幼稚園や保育園、小学校の団体演技があれほど面白いのは
自分の子どもがどこにいるのかわかるからだと改めて思う。
それでも、高学年になるにつれてわからなくなった。
みんなおんなじようにしか見えない。
あれはどうしてなんだろう?


行進するでなし、走ってわらわらと中央に集まって、
ちゃらちゃらする音楽に合わせて、体の動きのはっきりしない
メリハリのないダンスをちょろちょろ踊っている、
そんな風に見えて仕方がないのは、自分が年を取ったせいかなあ。
そういえば、家族席、中学校はスペースがあるというよりも、
余り家族が見に来ていない、といった方が正しいのかも。


敬老席もあるけれど、それほど人は多くないし、
家族も大きくなった子供の成長を見ることにあまりこだわらないのか、
私のように他に予定があるのか、
それとも子供の方から、親に、もう見に来ないでというのか。
観客席がすいているのが印象的だった、中学校初の運動会。


もしかしたら午前中はもっと湧いていたのかもしれない。
午後から帰ってしまった家族もいるだろう。
この10月末、少し肌寒いくらいの時期に運動会。
正直言って、暑いのも困るけれど、見ているだけなのも寒い。
もう少しどうにかならないか、この予定。


学区内の小学校と重ならないように。
秋の祭りと重ならないように。
するとこうなるんだろうか。
本当にちょっと迷惑なこの時期の運動会。


授業参観以来、あまりいい印象がないから、
好意的には見ることができない中学校行事。
もっとも、入学式の時からクラス名票を間違えて張り出したりして、
何とも、ずっこけているだけに、
それがずっと尾を引いている地元の公立中学校。
初対面が悪かった、っていうものかなあ。


娘に言われている。
お母さんって根に持つタイプだよね。
確かにそう。
運動会、午前中から見ている家人はどう思ったか。
長時間立てないので、ちゃんと椅子を貰っていた。
良かった良かった。それだけ確認。


頑張っている。行事は頑張っているんだろう。
でも、本当に小学校の倍はあるクラスの中で、
小さく小さく、どこにいるのかわからない自分の子ども。
世の中に立ち混じって生きていくってこういうことなんだなと、
改めて実感させてくれる風景。
体育大会、運動会。どんな言い方でもいいけれど、
自分の心を掻き立ててくれるような、
そういうものを感じることができなかった、
それが一番の驚きかも。


運動会ってわくわくドキドキするもの。
運動音痴の自分でも、
それなりに興奮する行事だったんだけれどなあ。
小学生の親から中学生の親になるって、こんな風に醒めることなの?
余程この中学校に愛想尽かしているからかな。
何だか、寂しいなあ・・・。


そんなわびしさを打ち消すために、久しぶりに3人で外食。
娘の中学校入学式の日に食べた店と同じところで。
かーちゃん、ちょっと感傷的かな。
親子3人で、娘の一か月遅れの誕生日お食事会。

一家団欒と家庭の教育力―聞き書き調査にみる戦前・戦後の変容

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