Festina Lente2

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『ツナグ』

『ツナグ』を見る。
私たちにとっては『梅ちゃん先生』でお馴染みの顔、
ノブ君が、歩美君になって出てきているのが、ちょっと違和感。
オムニバス形式の短編を同時進行で見せる形で、
ちょっと間延びしてやきもきしたシーンもあったけれど、
泣かせるツボ場心得ている感じで、なかなか良かった。


朝ドラの中でヒロインの幼馴染から夫役まで演じた、
それも機械工場の職人役を演じたノブ君が、
どんな高校生を演じるのか、それも楽しみの一つ。
作品そのものの前評判も高かったけれど、
知っている若手俳優さんが、映画の中でもなかなか雰囲気良く演技。
それはそれで新鮮な感動。


普段の信条に反して、原作を読む前に映画を見てしまったが、
家族全員、まあ、久しぶりの映画鑑賞。


なのに、昨日朝からの運動会が体に堪えたのか、
とーちゃんは少々うつらうつらしてしまったよう。
せっかく涙、涙で見ていたのに、とーちゃんたらー。
どうやらエピソードの中の、高校生の話がお気に召さなかったよう。
まあ、確かに少々キツイ話ではあるからな。


バタバタと夕食、バタバタと帰京準備。
新大阪まで出て、新幹線に乗って・・・。
とーちゃん、私たち家族をつないでいるのは何かな。
もし、自分が「ツナグ」を使うことがあったらどうするかな。
一生に一人しか会えない。
死んでからも、一人にしか会えない。


どうするかなあ。


ツナグ (新潮文庫)

ツナグ (新潮文庫)

ツナグ

ツナグ