Festina Lente2

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痛くて怖い夢

予約していたので車の修理に出向く。
何しろ勝手に窓が上がったり下がったり、不用心なことこの上ない。


幸い部品はすぐ取り寄せることが出来たのだが、
平日工場に出向くことが出来ないので、この休日を使う羽目になった。
夜の勉強会はパスした。今の体調で人混みに出るのは難しい。
ふらふらと目眩が続き、いつ何時倒れ込むような頭痛に襲われるか、
不安でならない。


そう、血圧が高くなってあの苦しくなった日、
世界が揺れるように締め付けられた日から、
不安がドキドキと現実になって襲いかかった。
あれからひと月。
今朝の夢は現実なのか夢だけなのか、未だにわからない。
診察された夢。
腎臓と胆嚢がやられていますと診断されて、
痛い痛いと私が唸っている夢。


夢の中で、「痛みがこれだけ出ているから
結構進行しているでしょう」と言われた。
何が進行? 
酷い夢だ。でもって、深呼吸しようとすると、
胸が痛くて肺に空気が入っていかない。
大きく息をしようとしているのが、現実なのか夢なのかわからない。
痛い痛い、胸が痛い。


すると、夢の中で、
「ああ、こりゃ狭心症の発作が起きているね」と言われる。
アスピリンがいるなあと頭のどこかでぼんやり考える。
いや、ニトロだろう。
夢の中か、現実なのか、胸の痛みを抱えたまま、時間が過ぎる。
酷い夢だ、酷い目覚め。
そんな朝、時計を観るとまだ5時台。余り眠れていない。
どころか、この夢は一体?


もう少し体を横にしていたい。気が付くと、既に8時半。
寝たのか、眠れなかったのか。ディーラーに車を持っていく時間、
約束の時間は9時半だ。慌てて起きて、出かける。
そして図書館に寄り、買い物をして帰宅するともう12時を過ぎている。
仕事中は時間が経つのが妙に早かったり遅かったりするのに、
休日は間違いなくなく時間が経つのが早い。
全くもって、どうしようもない。
これが現実。
夢ではない。


車も人も調子が悪い、その悪夢に挟まっているような、
文化の日の欠片もない、土曜日。

おやすみ、こわい夢を見ないように (新潮文庫)

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おしいれのぼうけん (絵本・ぼくたちこどもだ)

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