Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

久保惣美術館と『トトリ』

久しぶりの美術館、紅葉もまだまだ見頃、
市民美術展なるものも催されていると、
背中から名前で呼びかけられる。
呼ばれてびっくり、振り返れば以前の職場の同僚が。
これまた奇遇な出会い。


  

  

    


そして、たまたま無料でコンサートが催されており、
フルート、ピアノ、声楽、いずれも楽しめる曲目ばかり。
特に後半の『オペラ座の怪人』からの曲目は
ミニ・ミュージカル仕立てで聴き応え見応えがあった。


  

  

  


特別展に出品されていたものは、いずれも素晴らしかった。
滅多に見ることのない古地図のコレクションには、目を奪われた。
残念ながら余りにも図録が高く、もう少し安価であれば・・・。
入場券と特別展の『美の宴』と地図の図録を買えば、
それだけで諭吉様に手が届いてしまう。




いつもいつも美術展に行って展示カタログを買って、
それをしょっちゅう見るわけでもないのに、
どうしても買ってしまうこの行動パターンに呆れながらも、
目に焼き付けておくだけでは満足できない自分に恥じ入る。
カタログも電子カタログの時代に移行していくのだろうけれど、
紙でめくりながら見る感覚が染みついている自分には、
まだまだ遠い電子図書の購入。



夜は夜で、『実験刑事トトリ』の録画を見る。
家人も『刑事コロンボ』の焼き直しだなと苦笑しながらも、
見入ってしまった。なぜなら『梅ちゃん先生』で
人気だった松岡先生役の高橋光臣が、刑事役で出ていたので。
刑事なのに、全く口調も視線も刑事の役柄以前に、
「松岡先生」だったのでこれまた苦笑。
彼の演技力はどのようなものなのか、
まだまだ未知数だから成長株と受け止めておこう。



ノブ役の松阪桃李君の方が、
役の度に雰囲気が違うので役者らしいような。
それとも松岡役が余りにブレイクしたので、
その形が崩せないのだろうか。


録画ドラマを見るだけでも、家族が揃うとのんびり楽しい。

古地図に魅せられた男 (文春文庫)

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実験刑事トトリ (リンダブックス)

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