ピアノレッスン時の雑談

　
ピアノの練習帰りの娘を拾えば、
ピアノの先生と東京に行った話で盛り上がったという。

箱根に行って、富士山を見ながら温泉に入った。
升酒も置いてあったけれど、
自分は未成年だから飲めなかったよと。
先生はそれは羨ましいお正月だなあとのたもうたらしいが、
音楽の先生に音楽の話題を出さなかった所が子どもだなあ。
それとも余程印象的だったのかなあ、富士山と富士見酒。

宮川彬良さんの年越しコンサートの話題は出なかったの？　
出さなかったの？　やれやれ。
目の前に夜のスカイツリー輝くトリフォニホールの良い席で、
せっかくのコンサートだったのに。こういう所が子どもかな。
どうして温泉の話で盛り上がったのかな。

さて、娘の指の日々はまだ固定中。
この冬休み中もずっと固定中。
怪我した当初、ピアノはお休みしようと思っていたのに、
先生はあっさりと、右手だけ練習に来ればいいと。
ま、確かに片手だけでも練習しておいた方がいいのかも知れないが、
さすが先生、サボらせてくれませんね。
というわけで、娘は今日は初ピアノレッスン日だった。

それにしても返す返す言う、娘よ。
それなりに環境を与えているのだから、コンサートに行ったとか、
「レ・ミゼラブル」のミュージカル映画を観たとか、
音楽の話題をピアノの先生の所で出してくれないか。
かーちゃんは、気恥ずかしい。
富士見酒の話題で盛り上がられるのは。