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チョコの香り満ちる

バレンタイン本日のグーグルロゴ見た? 
2013年2月14日のホリデーロゴアメリカのエンジニア、ジョージ・フェリス生誕154周年。
何でも観覧車の発明者だそう。なので、仕掛けが一杯。
動物たちそれぞれのデートの様子をご覧下さい。
色んなお話が隠れていて面白い!


若い子達が職場の机にチョコレートをおく。
おばさんである私も、その他の人々も平等に与るティータイム。
いつもお菓子に溢れている部屋と、そうではない部屋がある。
お茶を飲みやすい部屋と、そうではない部屋がある。
でも、まあ、義理チョコも潤滑油として必要とあらば
ホンの気持ちだけ。それだけの話。
他意はない。
気は心で配る。


うんざりするような会議の後、ほっとするチョコレートの甘み。
会議の成り行きで、馬鹿馬鹿しくも辟易させられた分、
かわいらしいチョコレートの形に心和む。
見ているだけでも楽しい。


そういえば、お正月に国立科学博物館でチョコレート博を見てから1ヶ月半。
どんどん2013年が過ぎていく。月日が経つのは本当に早い。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。
どうやら14日に間に合うように、手作りチョコを作るのは諦めたか。
何種類作るつもりだ?


友チョコを作るのに躍起になっているが、まあ、それも良し。
この年頃に、こういうことぐらい熱中しないと、ね。
え? 夜中1時過ぎても作業中。
3種類作ったものの、成功したのは1種類って?
どんなことをしたのやら。ま、親が出る幕ではない。
それにしても深夜に及ぶその作業、その熱中ぶりを、
ほかの何かに置き換えることは出来ないのかと思うばかり。

秘密のチョコレートレシピ―7人の人気パティシエが教える

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昨年は山のように某チョコレートを買い込んだが、今年は無し。
家で食べるのも無し。
高価なチョコレートは美味しいが、実に高過ぎる。
職場でわざわざ気を遣ってゴディバをくれた後輩。
私のような人間には、質より量かもよ。
娘と二人でその3つだけの高級チョコを半分こして食べた。


バレンタインデー。それに心躍らせることもない。
相手が失望しないように、家族が口寂しくないように、
食べたことのない味を追い求めてみたいとは思うけれど、
熱烈に精魂込めて手作り、そういう思いは何処へやら。
映画『ショコラ』のようにはいかない。
醒めていられるというのは、気が楽でもあり、何となく淋しくもあり。


商魂逞しい昨今のチョコレート事情に踊らせられて、
右往左往するのは一家に一人で十分。
それが娘の年代というわけ。
私は引退、引退。
健康面でも、減らさなくてはならない甘い物、ですからね。
今年のかーちゃんは、材料調達出費係のみ。
あ、味見係もほんの少しだけ。