私が写した別世界
(写真は全て大きくなります)
花の写真よりも、実はこんな風に写すのが好き。
何というか、よく覗くと別世界でしょ。
こういう写真を撮るためならば、何時間でも植物園やお庭にいたい。
そう、これも連休の日の淡路島の植物園の思い出。
奇跡の星の植物園、蘭ばかり、殆ど蘭ばかりなんだけれど、
それ以外にも沢山の植物が自己主張していた。
主張の仕方は違っていたけれど。
こちらに向かって手を伸ばしているでしょ。
この緑の小さな葉がしなやかな棒のようになって、
こちらに呼びかけてくる。
同じ姿勢を取っているつもりでも葉が大きいと全く違う雰囲気。
そのボディはこんな風にごつい。味がある。
魔法の呪文を唱えているような、不思議な模様。
そして、また両手を広げている葉。
交差する思い。
まるで宇宙ステーションのような、緑色のパズル。
植物の当たり前の形が、当たり前ではない
そして、見知らぬ星々のコロニー、マンション。
サボテンマンションがニョキニョキ。
幹のしなやかさと剛胆さ、肉厚な葉っぱのふてぶてしい生命力。
やはり未来都市を連想させる形。
緑のチューブで繋がれている何かの機械のようでもある。
ちょっと恥ずかしそうに波打つ葉っぱ。可愛い。
トゲトゲのサボテンの針の細さと、丸々したどんがらの太さ。
この存在感は何とも言えない。
そのまん丸トゲトゲ坊主達が寄り添って出来た窪み、
何とも痛そうな抜け穴。
椰子の木も、幹だけ見ると別世界の文字。
幹の上に刻まれているのは、一体何処の世界の文字。
元々この国にはないはずの椰子の木。
マダガスカル、リングテールの住む国からやって来た木。
その旅の記憶も刻まれているのだろうか。
砂漠のような幹の模様と、全く別世界の瑞々しさ。
緑の葉の上に結ばれた露の玉。
きらめく命の色。
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