Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

やはり下手な胃カメラ

継続したデータが欲しいので、同じ医療機関を選ぶ。
休みを取って(職免)で受けられる医療機関なので、
気分転換になるように、海沿いの道を走ってドライブする。
南下すると関空も見えて来て、広々気持ちがいい。
それが常だったのに、何故か今日は道路は混み混み。
ごと日ではないはずだのに、金曜だから? 
1日だから? 余りのトラックの多さにびっくりする。


思いがけない渋滞を抜け、ようやく走り出すとやたら風が強い。
今日は暦通りの弥生の朔日。春一番が吹き荒れた。
病院の駐車場では吹き飛ばされるかと思った。
受け付け向かいのテーブルには何故か昨年あった筈の、
アンケート用紙が消えていた。
人間ドックは受入人数が決まっている。
だからそういう部門は混み混みになるはずがないのだが、
受入定数だけ人が来れば採算が合う。


それにしても人が少ない。自分の知っている検診機関とは雰囲気が違う。
以前はこうではなかったようにも思えるのだが・・・。
なのに、看護師というか、引き回される順番、機械的過ぎて殺伐。
目に見えないベルトコンベアーに乗せられて、荷物同然。
婦人科、内診はともかく乳がんの触診は? あっさり撫でただけ。
癌予防センターの触診はしっかり確かめているのが分かる感じだったが。


骨密度や心電図、眼底検査は部屋のドア開放したまま。何故?
外を人が通り回る気配を感じながら、それはとても嫌なのだけれど。
採血はとても上手。最近は必ずアルコールでかぶれないかどうか確認。
エコー検査。腎囊胞は大きくなっていなかった。
体重は・・・昨年の歯槽膿瘍と親知らず抜歯時、かなり痩せたはずなのに、
その反動で食べたせいなのか、2㎏増、ぎぇぇぇ・・・。


不安な胃カメラ。やはり前回の医師と同じよう。
ここのシステムは他院のように筋肉注射も、胃の内部を綺麗にする
薬も飲んだりはしない。舌が痺れるだけで、喉の奥に麻酔を掛けることが難しい
キシロカインゼリーを相変わらず使っている。
本当に3分間も喉の奥に止めとくことが出来るか、
医師や看護師は試したり練習したことがあるのだろうか。


医師が看護師に機材の説明をしながら談笑している声が聞こえる。
しかし検査が始まると、全く無口。端野医師のように声掛けがない。
入れてくるのも乱暴、説明もなし、ぐいぐい短時間で終わらせよう、
アルバイト仕事という雰囲気がありあり。
今まで大抵の医師は、「ごっくしてください」「もう胃に入りました」
「・・・を観ています」「ちょっと胃液を抜きますね」「もうすぐ終わります」
等と言う声かけと共に、写真を撮る。乱暴な抜管後、説明がある。
しかし、この医師は「終わりました」だけだ。


昨年病院から事後説明を受けたが、「無口な医師」という表現は、
当てはまらない。機械的に検査、しているだけ。
看護師と談笑しているのを外で効いている限り、話せないわけではない。
ここは胃カメラ後、口をゆすぐ施設も場所もない。
ティッシュだけ。とても気持ちが悪い。
胃カメラに関する限り、別の病院を探さなければ・・・。
週一胃カメラ担当では、医師はこのように投げやりになるのか。


胃カメラを人間ドックに付けてくれる検診機関は多くはない。
職場と提携している医療機関は減ってきている。
以前利用することが出来た病院、レントゲンではなく、
胃カメラを付けてくれる病院は減った。
一見さんの人間ドックは色んな意味で経費削減対象だ。
別料金を設定する所も増えてきた。


快適さを取るか、費用を取るか。
しかし、胃カメラに関しては費用が掛かったからといって、
楽に検査を受けられるかどうかは分からない。
悩ましい、人間ドック。

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