Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

もう一つの27日日記

アジの開きと正月に箱根で買った瓢箪の漬物、
赤い古代米を炊き込んだご飯、お味噌汁の朝食。
親子3人水入らずは久しぶり。
本日の予定、大神社展。時間があればサントリー美術館と予定。
帰宅予定日のランチを予約。パスモで出かけるのも久しぶり。
娘は最近関東でも使えるようになったピタパにチャージしてもらい、乗車。
もう渋谷に地上駅はない。
地下鉄で上野に出ると、ハードロックカフェのギターが目に入る。
人通りの少ないパンダ橋口から上野公園へ向かう。


ラファエロ展も開催されていたことに気付く。
予定外だったのは、目的の国立博物館前でパキスタンフェアが開催されていたこと。
思わずフォーやパンをほおばる。
愛地球博の時に娘と楽しんだ、美しいヘナの模様を手に書いてもらう人や、
民族衣装を着て写真を撮る人、とにかくパキスタン関連バザールで異国情緒豊か。
小さな男の子がお父さんに連れられ歩きながら質問している。
「今日はどうしてこんなに外国の人が多いの?」
その子のお父さん即答。「ここが東京だからだよ」


さて、3人とも音声ガイドを付けて、それぞれのペースで鑑賞。
声が往年の名アナウンサー、NHKの山根基代さんだったのが嬉しい。
じっくりみて回ると、娘が一番最後だった。よほど気に入ったよう。
何しろ門外不出の名品が見られたし。私自身訪れたことがある寺社も、
全ての宝物殿を見て回れるはずもなし。


熊野からの国宝は40年近い昔、高校時代の史学部の旅行を思い出し懐かしかった。
そう、あれ以来熊野を訪れてはいない。
数多くの鏡、その精緻な模様の美しさ。
奉納された古神宝の一つ一つの素晴らしい出来栄えは、
織り、染め、塗り、いずれも最高級品。
神々の使う品々の品位品質に驚嘆するばかり。


土産物では洒落も兼ねて神社エール、神社クッキーなど楽しいものも。
ファイルや付箋、栞にペーパーウエイト、神社丁の千木の模様のストラップなど、
なかなか楽しいグッズのいくつかを購入。一番重たいのは豪華なカタログ。
休憩は平成館に入っていた鶴屋吉信の餡蜜とゆずもち。
元気を取り戻して、西洋館でラファエロ展を見る。
これは予想していたものとは少し異なったが、一気に鑑賞。
私だけが音声ガイドで丹念に鑑賞。
土産物も大神社展ほど気合の入ったものではなく、
好きな絵が少なかったので、欲張らずにカタログも小さいものに。


それから、またパキスタンバザールを眺め、シシカバブを食べ、
溝の口で親子3人七輪を囲んで焼肉、帰宅後ビデオを楽しみ、
連休一日目は更けていく。

知られざる素顔のパキスタン―日本人ビジネスマン奮戦記

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ラファエロ―天使に愛された画家

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