Festina Lente2

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雪も食べたい?

苛々と落ち込みでかっかと来ている頭を冷やしてくれるような、
そんな温かいロゴは雪の結晶、可愛いウサギ、そして拡大鏡
真夏の7月にこの模様を見るとは・・・、何とも新鮮。
本日のグーグルロゴは、中谷宇吉郎生誕記念。
ご存命ならば113歳の誕生日だそうな。



雪と言えば真冬、雪と言えばスキー、雪と言えば山国、雪と言えば・・・。
何を連想する?


老父は「雪下ろしや雪に囲まれた寒い生活は嫌だから、
関西に来たんだ」と言ったことがある。
まあ、学生時代を米沢で過ごせばそんな気持ちにもなって、
就職活動したのも分からないではない。
3月に訪れた時も雪の壁があちらこちらにあって、
さすが雪深いと驚いたのは四半世紀以上も前。


そんな老父は毎年のように故郷宮城に里帰りし、法事に出かけ、
米沢には同窓会だと出向き、東北の水と風、
懐かしい景色と思い出に浸っているのだが。


物語の中で、雪にカエデ糖を掛けてアイスキャンデーにした話があったな。
雪で連想することも、甘いお菓子になるようじゃ、
体を壊しても当然か。すぐに自虐的になる、以前からそうなのかも。
忘れていただけだったね。荒んだ気分で節制中。
雪さえも食べ物に見える。


だって雪の結晶は雪印、美味しい牛乳、バター、チーズ。
乳製品のあれこれ、様々な物が頭の中に浮かぶ。
どれもこれも、食べ過ぎちゃ駄目、飲み過ぎちゃ駄目。
美味しい物は危険、その範疇の物ばかり。
やれやれ。朝昼晩、牛乳、チーズが当たり前の様な、
そんな生活を見直していくのは大変。


宇吉郎先生が研究されたような、美しい自然にはほど遠い、
私の体内環境。雪の結晶ではなく、脂肪細胞がぎっしり。
ああ、想像するだけで落ち込む。

雪 (岩波文庫)

雪 (岩波文庫)

雪は天からの手紙―中谷宇吉郎エッセイ集 (岩波少年文庫)

雪は天からの手紙―中谷宇吉郎エッセイ集 (岩波少年文庫)