Festina Lente2

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怪奇大作戦

明日でまた週末だ、やれやれ、何とか無事に仕事をこなして
金曜日に辿り着けそう?
習い事を終えた娘を帰宅途中、駅で拾って外食の夕御飯。
本来ならば作って食べれば安上がりなのはわかっているが、
娘のピアノの練習日、駅で拾って一緒に買い物したり、
軽く食べて帰ったりするのが、いつものお約束。


たまに気晴らしに、1時間ほど二人でカラオケに行ったりもする。
木曜日は会議がずれ込み、帰宅時間が大幅に遅くなることも多い。
そんなこともあって、疲労困憊。
食べて帰ろうかというのが、1週間のうちの定番の外食日。


ぼーっとしているうちに、あっという間に夜中になる。
TVをつけっぱなしでいると、BSは「あまちゃん」はとうに終わって、
ごちそうさん」という食べてばかりの主人公の朝ドラの再放送。
しかしながら、イケズな大阪の小姑が主人公を苛めるという、
あまり目にしたくない内容が続いているので、うんざり。
食文化はケンミンショーではないが、一朝一夕ならぬもの。


そこへ、またまた、魔法世界の苛めか? としか思えない
ワンス・アポン・ア・タイム」という海外ドラマが始まる。
娘でさえも、次に何が起こるかわからない、
ハチャメチャ度の高かった「デスパレートな妻達」の方が、
新しいこの魔法世界と現実がリンクしたドラマより遙かに面白かったと言う。


BGM代わりにつけられているTVがいつの間にか、
物凄く懐かしいメロディを奏でる。
私の世代にとっては懐かしい、しかしながら当時、
この作品はかなり高度でおませな内容。
ウルトラQ」よりもミステリー度の高い怪奇ドラマ、
推理ドラマのような科学捜査ドラマ(の設定だったはず)。
テーマ音楽は怖いのか楽しいのか、暗いのか明るいのか、
どちらに受け取ればいいのかわからない前半と後半だが。


そのまま見ていたら、何と2本立てだった。あれ、まあ。
あまりの懐かしさに「怪奇大作戦」を1時間見続けてしまい、
真夜中も真夜中、明日の仕事に差し支える時間になってしまった。
BS恐るべし。私を「ごちそうさん」の再放送からずっと、
夜中2時間もTVの前に縛り付けるとは。

不死蝶 岸田森

不死蝶 岸田森


そして今、私の手の中には今日ゲットした「わたしの川原泉?」がある。
全話知っていても買ってしまったよ。
昨日の木原敏江に続き、この漫画家も最近は新作を出していない。
なのでアンソロジー週が出ていたので、さっそく入手した次第。


かくして私の生活は年甲斐もないまま、若かりし頃のTV番組、
若かりし頃に読んだ漫画に影響されて、
白髪を頭に置こうという年齢にありながら、10代から20代に掛けて
熱中したものに突き動かされ、癒されながら日々を過ごしている。
TVではBSに子守され、読書では専門書を離れて漫画ばかり。
それでさえも、音楽ばかりでなく懐メロパワーが
毎日の心持ちを安定させてくれているようなのだ。


ブレーメン2 漫画文庫 全4巻 完結セット (白泉社文庫)

ブレーメン2 漫画文庫 全4巻 完結セット (白泉社文庫)