Festina Lente2

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グラスハープ

昨日大学時代の友人とワインの試飲会に出かけた。
大好きイタリアワインAVNOFESTA vol.4“ピエモンテ2013”in 中央公会堂
という企画に誘ったのだ。
ワインだけではなく、今回はビールも少し。
グラッパも公式ティスティンググラス付きで楽しめた。
昨年のグラス、今年のグラス、グラッパのグラス。
一気にグラスが増えてしまったテーブルの上。


中学2年の娘は何を思ったのだか、ワイングラスを磨いてくれている。
殊勝なことだ。かーちゃんの血を引いて、酒関連の話題では、
「自分が子供で悔しい。大人になったら・・・」という、
将来のみ相手になること間違いなしの頼もしい!? 一人娘だ。
その彼女が何をおもむろに始めたかというと、グラスを並べて、
洗ったばかりの濡れた手でなぞり始めた。


なんとまあ、どこでそんな技を覚えてきたんだか、
グラスハープ。綺麗な音を出すワイングラスにびっくり。
同じ大きさに作られていても同じ音が出るとは限らない。
空のグラス、水を入れがグラス、それぞれもちろん音は変わる。
ええ? 何で指で触っただけでそんないい音が?


かーちゃんも試してみるのだが、娘のように綺麗な音は出ない。
ああ、ピアノの腕前も追いつかれつつある昨今、
若い娘の指が踊るワイングラスの縁は、えもいわれぬ音を奏でる。
ボーカロイドが好きだから?
いやいや、それは関係無いけれど、不思議な音色。
不思議な響き。


娘とワイン畑を歩いたり、ワイナリーをたずねたり、
それこそこんな試飲会に行けるまで、かーちゃんは節制をしないと。
今回参加するためにかなり気を遣って、暴飲暴食を避け、
降圧剤を飲み、コレステロールを気にしつつ、
本当は一番しなければいけない・・・運動だけは出来ていないけれど、
久方ぶりの友人との再会を楽しんだ。
でも、やはり娘と一緒に楽しみたい催しではある。


君よ知るや南の国、美味しいワインの国。
もっとも、かーちゃんが一番好きなのは寒い国のワインだが。
ワインは地酒と同じ、沢山あり過ぎてわからない。
細かいことは気にせず、楽しく飲みたい。
しかし、ただ単に飲めば良いわけではない。
余韻を楽しめる、共に心地よく飲める相手が必要。
後々まで思い出が心の中で熟成し、
じっくり噛み締めることが出来るように。


かーちゃんのそんな思いを知ってか知らずか、
グラスハープのまねごとをして遊ぶ娘、
かわいや愛しやの親馬鹿のひととき。

グラスハープで聴くやすらぎのクラシック LIVING MUSIC~ヒーリング・シリーズ~

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グラスハープで聴くやすらぎのスノーフレイク

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