ルチア祭の日
アドベントカレンダーが友人から届く季節。
娘に毎年届く12月の小窓付きカレンダー。
でも、日本には馴染みのない習慣だ。
このお洒落なカレンダーも、沢山の飾りや食べ物、
プレゼントが窓から見える仕掛けになっているが、
本来は、キリストの生まれた日は冬至。
その日に、太陽の復活と重ね合わせて聖人の生誕を祝う、
そういう宗教上の思惑が、カレンダーに重ねられたに過ぎないのだとか。
そして、元々、カレンダーがグレゴリオ暦に改訂されるまでは
今日、この日が北半球の冬至だったらしい。
「サンタ・ルチア」の歌を覚えたのは小学生の頃だが、
いつどこで覚えてきたのだろう。
教会で習った記憶もないのだが。
そうそう、あれはナポリ民謡のはずだ。
教会のクリスマスキャロルとごっちゃになっているのか。
聖ルチアもプレゼントを持って来てくれる存在、らしいのだが、
私の記憶にあるのは、彼女が眼球を失っても見える、
眼の守護、光の聖人だということだ。
殉教、というイメージよりも、中国の眼光娘娘を連想させる。
眼を治してくれる人、というイメージ。
小学生の頃から眼鏡を掛ける羽目になったからだろうか。
断片的な記憶が、「ルチアは光」とインプットされて今に至る。
英語読みでルーシーと言ってしまうと、私の連想は
ビートルズの有名な曲名になってしまうのだが。
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