正月休みは明けて

昨日4日、家人は自分の実家へ。私達は出向かない。
娘には塾がある、大人3人で移動する交通費が馬鹿にならない、
割に合わない長旅はしない。
それでなくても仕事もある。
二つの家を行ったり来たりするだけでも大変。
なのに、三つ目ともなると、これはもはや･･･。

近所に歩いて、電車に乗って、という近場の親戚巡りならともかく、
時間もお金も、心身の疲労も甚だしいご機嫌伺い。
お金で解決できないことはどうにもならない。
覆水盆に返らず。
言わぬが花。

午後、40年来の友人、旧友と会う。
不思議なことに、ちっとも老けない友人だ。
就職した子供もいるというのに、何とも不思議。
お互い大学を出て、就職し、先に結婚した彼女は彼女なりに、
夢や希望を抱きつつ、主婦、習い事、子育て、パン教室、
親を見送り、そして･･･、そして私はまだ中学生の子供の親。
それでも話が合う。話題は尽きない。
とても幸せなこと。

旧友/星条旗よ永遠なれ~世界のマーチ集

旧友

さて、実家の電子レンジを新しくする。といっても、
家人が転勤、関東引っ越しの際に電圧の関係で持って行かなかったものを、
大事にとっておいたのだ。なので、古くなって爆発しそうな気配のレンジを
あれこれ悩んで新しく買わなくても大丈夫と、交換。
老人にとっては使い慣れたシンプルな温め機能で十分。
レンジ機能のみで、今風の複雑で余計な機能が無い分、
簡単で使いやすい。これが一番肝心。

それにしてももう少しゆっくり休みたかったのが本音。
家では賀状の整理、あれこれ見比べるのも楽しい。
これが家の中で一番新年らしい、しっくり来る過ごし方かな。
炬燵でゲーム、みかんという絵に描いたような団欒は、
どんどん無くなってしまったなあ。

日本の新春・正月の音楽~春の海?

「家庭の味」の戦後民俗誌―主婦と団欒の時代 (越境する近代)