大脱出

火曜日慌ただしい仕事後、TOHOにて14日の恩恵、千円で「大脱出」観る。
銀幕で思春期から見慣れた往年の大スター、
シルベスター・スタローンもシュワちゃんこと、
アーノルド・シュワルツネッガーも活躍していたので嬉しかった。
最近は若者ではなくて、業界では「年寄り」「昔の人」扱いされる人が、
それなりに頑張っている作品が作られているので、それはとても嬉しい。

どんなに美人女優でも、肉体派のハンサムな俳優でも年には勝てない。
年輪を加えた美しさと、言葉で言うのは簡単だが、
そうそう人生経験を加えてなおかつ見栄えがする、
もしくは渋みのある演技が出来るかどうかは、人によりけり。
何しろそれぞれ個性、持ち味が違うのだから、
自分が「売り」にしてきたものが、年齢と共に「売れない」のは、
さぞかし辛かろうと思うのだ。

業界人ではないけれど、年齢が同じでも、同僚でも、
相容れぬ事、些末なことでの小競り合いが多い職場に転勤し、
要らぬ疲弊を強いられる毎日となると、
肉体派で強きをくじき弱きを助ける勧善懲悪ヒーローや、
危機一髪で難を逃れる設定は、胸がすく思いがする。
とにかく、安心して結末を楽しめる映画がほっとする。

大脱出。脱出したいなあ。今のこの状況から。

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