愛車とは別れられない
大阪にはどんどん新しい場所が出来ている。
京阪中之島線終点で見た夜景は、定年まで指折り数えている毎日
(ちょっと気が早すぎるか)とは異なる世界。
お洒落でスタイリッシュな雰囲気の店と、少々雑多すぎる牡蠣小屋。
西洋的な顔と日本的な場が共存する場所だった。
かつて敷居が高かったホテル、乗り換え乗り継ぎに少々不便なこの場所。
昼間の景色も見たい。
そんなことを考えながら大阪市内から戻ってきた一昨日夜、
帰宅途中にも微かな異音を聞いたが、何事もなく無事帰宅。
昨朝出勤途中信号前でエンジン停止。
JAFと警察、ディーラーの世話に。
結局エンジンを分解掃除し、修理する予定。
この御時世、新車の選択もあったが、追突されることもなく信号で停止、
私を守ってくれた車に感謝。後しばらく乗りたい。
少なくとも、10年以上は乗っているけれど、
10万キロ以上は走っているけれど、新車の選択は今のところ無い。
消費税云々を考えても、思い出が一杯の今の車を修理して乗る。
乗りたい。もう少し乗り続けたい。
家人とも相談して、出費を少し持って貰うことに。
もう、車は影の自分のようなものだ。
家人の車に乗る時は、安心して居眠りできるように、
自分の車を運転するということは、自分の服をもう一枚、
別の意味で着て歩いているようなもの。
自分のもう一つの手足のような存在を、切り捨てることは、
安易に不調だからといって、切り捨てることは出来ない。
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