木造校舎が図書館
週末家族である。イベントと居場所を求めて放浪している。
何しろ、3人揃うのは2泊3日なので、
母はグータラを決め込み、父は娘にべったりである。
一家団欒と言うと聞こえはいいが、何のことはない。
両親は仕事から、娘は学校と習い事から、あるべき日常生活から
撤退・逃避・隠遁・放浪しているといった方が早い。
ロハスな日々には程遠いのが実情である。
本日はかねてから家人が望んでいた、夏から移り住んだ
新しい町の最後の木造校舎を訪ねた。(かなり道に迷った)
実は一部が図書館として再利用されており、
町の歴史を伝える資料館のような役割も果たしている。
(厳密に言うと小学校木造校舎外観を再現。
復元教室も設置している)
私も小学校4年まで、家人は中学校まで木造校舎で学んだ人間。
娘にその雰囲気を知ってもらうべく、やってきた次第。
市内では一番新しい図書館だが、坂道だらけの街中の悲しさ、
駐車場がほとんどない。(以前住んでいた所とは、格段の差)
とにかくやっとの思いでたどり着き、木の香りや格子の窓枠、
木の階段・廊下の感触を楽しんだ。
家から最も近い図書館はCDもビデオも無いので
テレビが無い現在の新居に音を補うべく、
懐かしのELP・TOTO・YESを借りる。(プログレ世代だから)
こっちはうろうろ本を探しているのに、
娘はパソコンの前で検索・予約・・・。なんて奴だ。
では、借りた本の一部を紹介。
「関西・中部未来地図−変貌する街」「日本のくらし絵事典」
「俳句とエロス」「幕末・明治の工芸」etc.
後は・・・暗く仕事に関する本かな。
コラージュ制作ではないが、きれいな写真を眺めると、
博物館・美術館に行った気分、海外旅行をした気分で
時間とお金を節約できる。ささやかな夜の時間がこれから始まる。
- アーティスト: イエス
- 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
- 発売日: 1996/03/25
- メディア: CD
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