今日はマイナー

誰かがやらなければならない休日出勤を思うと、ちょっとため息。
それというのも日曜日に予定があるのに、天気予報は雨だから。
明日が雨で、明後日が晴れならば
家族サービスの予定はうまく行くのに。
ま、お天気だって仕事以上に思い通りにはならない。仕方ない。

なんだか、木曜まで飛ばしすぎたせいか、うまく頭が回らない。
虚ろな金曜日。とりあえず、メール。
先方が気を利かして、後任へ電話をくれた。
かろうじて、次の担当者への引継ぎ・アシストはOK.
部署が変わっても、後任が出来なければ結局入ることになる。
つまり、二つの部署を掛け持ちするようなものだ。
まあ、通年じゃないから、季節労働だと割り切れば、
実質、どうという事は無いと言えば、無いのだけれど。

後継者を育てるための、パートナーやチームを組むことなく、
単純な見込み上の必要作業人数で、頭割りの人数で
ローテンションを組んでいる、この職場の体制には先が思いやられる。
（みんなどこも、人手が足りないから一緒だと言うけれど）

組織に（ヘッドに）ビジョンが無いというのは致命的だ。
名前だけの役職、影の番長のように仕切る古株。
役割分担の無い、好意だけで繋がっているもろい動線。
専門的な部分は一国一城の主が仕切っているように見えて、
実は、野武士のような遊撃隊が、あの行事、この行事と
ゲリラのように散って動いている。（それもこれも好意と責任の賜物だ）
もしくは陽動作戦に出ているようなものだ。そしてそこだけが目立つ。
被らなくてもいいことまで、被る。（はめになる）

基本、動いている人間は限られているから、中心が倒れたら
たちまち機能しなくなるだろうと思われる、もろい組織。
これが仕事の実態だと思うと、なんだか落ち込んでくる。
どうしよう、今日の私は、とてもマイナーだ。
忙しすぎて、夜ほとんど娘と過ごせなかったせいかな。
連れ合いがここにいれば、一緒に甘いものでもつまめるのだが。

職場に後輩がいない。殆どいない。というか、若手がいない。
まだ、動いているけれど、もう後、何年も同じ状態では動けない。
組織が変わるか、自分が変わるか。（それは何を意味することなのか）
組織に所属し、守ってもらいながら、反発せざるを得ない。
なんて奴、なんて奴だ、私。

今日こそは、今日こそは、4時間連続眠りたい。
そしたら、マイナー思考もおさまって、明日元気になれるはず。

「できる人」で終わる人、「伸ばす人」に変わる人