100日目に思ったこと
See me,Feel Me,Touch Me,Heal Me
おなかの大きなお母さんは、今日も軍需工場で働いていました。
そこへお父さんの戦死の知らせが届きます。ショックでお母さんは
トミーを早産しました。「男の子ですよ」の知らせと同時に、終戦。
お母さんはトミーを一人で育てます。5,6歳になった頃、
お母さんに恋人ができました。とっても優しいおじさんで、トミーも大好き。
新しいお父さんができて、お母さんも楽しそう。
でも、その晩、戦死したはずのお父さんが、家に帰ってきたのです。
修羅場になり、お母さんとおじさんは、お父さんを殺してしまいます。
現場を目撃されたお母さんとおじさんは、びっくりしているトミーに
一生懸命話しかけます。
大丈夫、何も見なかったの。何も聴かなかった。何も知らなかった。
大丈夫、何も見なかったの。何も聴かなかった。何も知らなかった。
大丈夫、何も見なかったの。何も聴かなかった。何も知らなかった。
トミーは、目も見えず、耳も聞こえず、話もできなくなってしまいました。
ただ、不思議なことに鏡に自分が映っている姿だけは見えたのです。
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昔々、映画で見てLPを購入したロックオペラ「TOMMY」だ。
THE WHO のメンバーが、そのまま主演していた。
映像もメロディも歌詞も、すべてが刺激的だった、高校時代。
一つ一つ、何もかもが刺激的過ぎて、HIGHにもLOWにも揺れる日々。
そんな頃を、やたら思い出してしまうのは、何故だろう?
See me,Feel Me,Touch Me,Heal Me
この歌詞は、三重苦になってしまったトミーが、繰り返し歌うフレーズだ。
昔々に聞いた歌詞が、日常生活の中でいきなり、浮き上がってくる。
脳裏から、思いがけない時に、自分自身に語りかけてくる。
いや、これは、私自身の言葉になっている。
既に、もう。
ブログを書いて100日目、続けるか一旦お休みするか、思案どころ。
自分の書いていることの、振幅の度合いが激しさに、
少々考え込む。テーマも一貫性も何も無いまま、書き散らしていることに。
お母さん日記でもなく、仕事日記でもない、
中途半端な「私」の在りよう。
だから、時々、自分に暗示をかけたくなる。
「大丈夫、私は何も見なかった。何も聴かなかった。何も知らなかった」
それで済むはずがないと、わかっているのに。
たくさんの「私」を持て余す。
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娘の母親でかーちゃんで、保護者でダメママで、妻で、娘で、おばさんで。
仕事上・交友関係上の顔があり、OFFとONとのいくつもの顔があり、
上手に使い分けないと、と思いながら、なかなか難しくなってきた。
そう言えば、職場の先輩は言っていたなあ。
「この歳になると、どんどん短気になってきて譲れないものが増えてきてね。
自分が丸くなると思っていたのに、むき出しになってきて疲れるのよ。
もう、耐えられなくなってきてどうしようかなって、思うことが増えてきて、
若い時は、こんなこと考えられないって感じになってきてね」って。
今の私かしらん・・・?
・・・ロキソニンかな? ホスミシンの副作用かな? 口渇感が強い。
ふわっとした眩暈と吐き気が、痛みを忘れた頃にやってくる。
・・・疲れた。本日は開店休業だ、私。これが、100日目。
Could we start again,please?
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