サボらなかったご褒美
金曜日に色々あって、その落ち込みがどっと土曜日に。
今日の日曜、思わず研修はサボろうかと弱気になったくらいだ。
落ち込んでいる時人と会うのは、それが親しい人間でもしんどい。
無言で責められるような気がする、小心者の私。
(全部自分が悪いのよ、と脳内でこだまが反響する)
到着、既に年頭の挨拶が始まっている。聞いていて自分にとっては
余りにタイムリーな内容もあり、余りに当てはまりすぎて涙が出た。
教育の問題も医療の問題も、細かくちぎって還元していくと
問題の本質は似ている。いや、多くの問題がそうなのかも。
本日の名言。「マンモスはちぎって食え」
まあ、いきなり「かぶりつき」は、確かに、ね。
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どこから手をつけていいかわからない、問題の焦点が見えない、
誰を何をケアするべきか分析しきれていない、
整理されていない絡まった問題は、食い足りないところか、
食傷気味の、消化不良の元になるでっかいマンモス。
「ちぎって食う」前に、ちぎる体力さえも残されていないかと思われた。
しかし、いきなりケースカンファレンスで発表となっちゃったよ。
この問題をか? この問題だからだよ。この問題だからか・・・。
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取り扱っているケースとして書き込んだ事例だが、自分が絡みつかれて
どうしようもなくなっていることは否めない。
だから、問題の本質から無意識に「逃げ」が入る。
多分、スーパーバイザーにはそれがわかっていたのだろう。
だからこそ、私自身の口から発表し話題として提示、話し合いの種にさせた。
お陰で、私は這うような心持ちで研修に参加したお陰で、
「糧(かて)」を得ている。
孤独の底で一人落ち込んで考え込むのではなく、
チームの意見や、スーパーバイザーのフィードバックで、
ちょっと息を吹き返した感じ。
「誰も悪くない」事例だと言われることが、どれだけ心を安心させるか。
「決断して早い段階で動く」事が必要だと思っていても、
いったん頑固になったり、萎縮している心が素直に動けないほど硬直している時、
「誰も悪くない」「後悔しないように動く」「結果がどう動くかは誰にもわからない」
「動けば別の局面が見えてくる」そして、名言「マンモスはちぎって食え」
そう言って貰える事が、どれほど貴重な瞬間か。
仲間がいると実感できる時が、どれほど心強いか。
本日、サボらずにガンガンする頭で出かけたご褒美。
大勢の前で発表する場を与えて貰ったことで、より問題を客観的に把握し、
逃げずに考える後ろ盾を感じながら、問題に向かい合えたこと。
「場」を与えてもらったこと。
結果論に縛られずに考えれば、必要以上に固定観念に縛られずに済む。
自分の抱えていた問題が、仲間・チームで学ぶ糧となったこと。
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家人、娘と一日過ごしてくれました。宿題に付き合い、散髪に出かけ、
おまけに自転車の補助輪まで取ってくれた・・・。ありがとう!
研修場所から娘を拾う、待ち合わせ場所へ向かう途中でお買い物。
東北物産展。そして田辺聖子展。お食事。
問題は解決しているわけではないが、頭と体と心に栄養を付けて、
さあ、新しい週が始まる。本当は泣きたいほど思い気持ち。
でも、泣いても問題は解決しないので、泣かない。
サボらずに出かけたご褒美。ほんの少しだけでも持ちこたえて
明日を迎える勇気、気力、開き直り、冷静さ。
たった一人で抱え込む孤独ではなく、問題をシェアしたこと。
誰も悪くは無い。だからこそ、自分の責任からは逃れられない。
名言「マンモスはちぎって食え」で、もう1度マンモスに立ち向かう。
さあ、娘が補助輪無しで自転車に乗れるようになったからには、
自分の成長は自分で決める。自分が成長する事が癒しとなる。
明日は私も補助輪を外そう。
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