Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

サボらなかったご褒美

金曜日に色々あって、その落ち込みがどっと土曜日に。
今日の日曜、思わず研修はサボろうかと弱気になったくらいだ。
落ち込んでいる時人と会うのは、それが親しい人間でもしんどい。
無言で責められるような気がする、小心者の私。
(全部自分が悪いのよ、と脳内でこだまが反響する)


到着、既に年頭の挨拶が始まっている。聞いていて自分にとっては
余りにタイムリーな内容もあり、余りに当てはまりすぎて涙が出た。
教育の問題も医療の問題も、細かくちぎって還元していくと
問題の本質は似ている。いや、多くの問題がそうなのかも。
本日の名言。「マンモスはちぎって食え」
まあ、いきなり「かぶりつき」は、確かに、ね。

問題解決ファシリテーター―「ファシリテーション能力」養成講座 (Best solution)

問題解決ファシリテーター―「ファシリテーション能力」養成講座 (Best solution)

ファシリテーター型リーダーの時代

ファシリテーター型リーダーの時代

  • 作者: フランリース,Fran Rees,黒田由貴子,P.Y.インターナショナル
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 単行本
  • 購入: 1人 クリック: 4回
  • この商品を含むブログ (17件) を見る



どこから手をつけていいかわからない、問題の焦点が見えない、
誰を何をケアするべきか分析しきれていない、
整理されていない絡まった問題は、食い足りないところか、
食傷気味の、消化不良の元になるでっかいマンモス。
「ちぎって食う」前に、ちぎる体力さえも残されていないかと思われた。
しかし、いきなりケースカンファレンスで発表となっちゃったよ。
この問題をか? この問題だからだよ。この問題だからか・・・。

パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学

パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学


取り扱っているケースとして書き込んだ事例だが、自分が絡みつかれて
どうしようもなくなっていることは否めない。
だから、問題の本質から無意識に「逃げ」が入る。
多分、スーパーバイザーにはそれがわかっていたのだろう。
だからこそ、私自身の口から発表し話題として提示、話し合いの種にさせた。
お陰で、私は這うような心持ちで研修に参加したお陰で、
「糧(かて)」を得ている。


孤独の底で一人落ち込んで考え込むのではなく、
チームの意見や、スーパーバイザーのフィードバックで、
ちょっと息を吹き返した感じ。
「誰も悪くない」事例だと言われることが、どれだけ心を安心させるか。
「決断して早い段階で動く」事が必要だと思っていても、
いったん頑固になったり、萎縮している心が素直に動けないほど硬直している時、
「誰も悪くない」「後悔しないように動く」「結果がどう動くかは誰にもわからない」
「動けば別の局面が見えてくる」そして、名言「マンモスはちぎって食え」
そう言って貰える事が、どれほど貴重な瞬間か。
仲間がいると実感できる時が、どれほど心強いか。


本日、サボらずにガンガンする頭で出かけたご褒美。
大勢の前で発表する場を与えて貰ったことで、より問題を客観的に把握し、
逃げずに考える後ろ盾を感じながら、問題に向かい合えたこと。
「場」を与えてもらったこと。
結果論に縛られずに考えれば、必要以上に固定観念に縛られずに済む。
自分の抱えていた問題が、仲間・チームで学ぶ糧となったこと。

影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか

影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか


家人、娘と一日過ごしてくれました。宿題に付き合い、散髪に出かけ、
おまけに自転車の補助輪まで取ってくれた・・・。ありがとう!
研修場所から娘を拾う、待ち合わせ場所へ向かう途中でお買い物。
東北物産展。そして田辺聖子展。お食事。
問題は解決しているわけではないが、頭と体と心に栄養を付けて、
さあ、新しい週が始まる。本当は泣きたいほど思い気持ち。
でも、泣いても問題は解決しないので、泣かない。


サボらずに出かけたご褒美。ほんの少しだけでも持ちこたえて
明日を迎える勇気、気力、開き直り、冷静さ。
たった一人で抱え込む孤独ではなく、問題をシェアしたこと。
誰も悪くは無い。だからこそ、自分の責任からは逃れられない。
名言「マンモスはちぎって食え」で、もう1度マンモスに立ち向かう。
さあ、娘が補助輪無しで自転車に乗れるようになったからには、
自分の成長は自分で決める。自分が成長する事が癒しとなる。
明日は私も補助輪を外そう。

生涯学習支援のための参加型学習(ワークショップ)のすすめ方―「参加」から「参画」へ

生涯学習支援のための参加型学習(ワークショップ)のすすめ方―「参加」から「参画」へ

図解 フィンランド・メソッド入門

図解 フィンランド・メソッド入門