Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

眠い眠い眠い

春眠暁を覚えずには程遠いのに、眠い眠い眠い。
いえ、夜起きていられないのです。もう8時9時から眠くなってしまう。
研修、仕事、家事、育児、何も出来ない。
書かなくてはいけない文書類、打たなくてはいけない文書類、
作らなくてはいけない文書類、目を通さなければならない文書類、
チェックしなければならない文書類、返却しなければならない文書類、
言い出したらきりがありません。読めない。
全く読めない。
時間も無いけれど、ひねり出すべき時間帯に起きていられないのです。
           
      


うたた寝するつもりも無いけれど、起きていられない。
良くこれで仕事が回っているなと思います。
いわゆる自転車操業です。
―貧血なのに、座っているから倒れませんけれど、
とりあえずアタマまで栄養回っていません―みたいな感じ。


仮眠で間に合わなくて、惰眠をむさぼりたいとの正直な体の
正直な反応で、体を守っているのがよくわかります。
でも、やらなくてはならない事が山積で、
ちょっと娘にも優しく出来ていない自分が嫌なのです。
1から立ち上げないといけない書類、案件がこの時期多すぎるのです。
お片づけなんてする時間はなく、一気に広げて何時間も唸る。
これが通常のパターンです。片付けていたら仕事にならない。

パッヘルベルのカノン/イ・ムジチ~バロック名曲集

パッヘルベルのカノン/イ・ムジチ~バロック名曲集

ヴィヴァルディ:協奏曲集 四季  / 調和の幻想 第6・8・10番

ヴィヴァルディ:協奏曲集 四季 / 調和の幻想 第6・8・10番

  • アーティスト: ミケルッチ(ロベルト),ヴィヴァルディ,イ・ムジチ合奏団,コトーニ(アンナ・マリア),ガロッツィ(ワルター),ヴィカーリ(ルチアーノ),アルトベッリ(エンツォ)
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文書をというか、
文章を作るための考え事は、常に頭の中を流しておかないと
書けません。それこそ通奏低音が、力強いテーマになって振動して
響き渡らないと「形にならない」のです。
でも、いくら通奏低音が響いていても、
・・・寝てしまったら何にもならんがな。


ここに、体力と年齢とを思い知らされます。
以前出来ていた事が出来なくなってきているので、
体力と年齢に合わせた仕事の仕方を考えなくてはなりません。
去年出来ていたことは、ショックと過覚醒の成せる業で
超人的? だったなあと我ながら思う次第です。
受験生も真っ青の約1年間でした。
仕事も勉強(研修)も、何もかも・・・。
               


で、一時体を壊したわけですが、昨年、秋に。
それにしても、タイプAではなかったはずなのに、
どうしてこんなふうになってしまったのだろう・・・。
人生の折り返し地点を過ぎて、定年までの距離が見えて、
金銭的出世コースから外れて、人の付きたがらない役職に就いて
何をしているのだろう・・・という思いが頭を掠めた時、


眠い眠い病は起こるのかもしれません。
懐疑、躊躇、不満、不信、世の中の暗いニュースの数々。
そういうものが通奏低音の中に紛れ込まないように。
ああ、体がいう事利かなくなるのは、眠くなるのは
ブレーカーがオフになるようなものかもしれません。
         


信念、見通し、意気込み、ビジョン、やる気、信頼、希望
自分自身への自尊感情が無いと、何もかも挫けてしまいそうになるから。
せめて、体力だけでも温存しておかないとと、
体が眠ってしまうのでしょう。病は気から。気力は体力から。
(体重ばかりがある私は、どこから気力を・・・笑)


2月は目の前。1月2月3月は古ではもう春の部なんですよね。
桜が咲く前に、幹を流れる樹液が木々の小枝の先まで行き渡るように
この時期の樹皮からしか、薄いピンクの染色液が生まれないように
本当に暖かくなる前の、春が来る前の今の時期が
体をゆっくり休めて、次に来る季節に備える時なのでしょう。
眠い眠い眠い、その自然な体のリズム、
疲れを取ろうとするリズムに、逆らいたい時もあるけれど、
受け入れなければならないのでしょう。


今年はいのしし年。私は年女。
説文解字によると、亥は男女、つまり陽と陰を表し、
「亥は核なり万物を収蔵す」とあり、核はタネのこと、
万物の大本、タネは厳しい冬を越して春を迎え、
勢いよく新芽を出す源、エネルギーそのものを示します とあります。


眠い眠い眠い。しっかり芽吹くためにも、惰眠いえいえ、
至福の眠りを確保しなければなりません。
そのためには仕事を・・・。おっと、エンドレステープですね。

ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》

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名曲喫茶のクラシック~懐かしのクラシック小品集

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