Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

綻びとガス抜き

今朝、巡回でイスラエルのアーモンドの花を見た。
こういう時、心が異国に飛び、かの地を旅行した思い出が蘇る。
落ち込んで溜め込んで仕事はできない。
ブログの中でひととき、雪で作られた亀に微笑み、
そうだ、ゆっくりでも歩くんだと自分に言い聞かせ、
「春遠からじ」だよねーと頷き、出かける。

                      


複数の関係者から昨日の件について再度、話を聴く。
一番不満を持っていた彼が、昨日言えなかった所まで。
絡んだ問題点、屈折した感情に焦点を当てて、
何が一番気になっている所なのか…。
どうすれば、協力体制が作られるのか、
どこまでならば譲れるのか、
感情のしこりをある程度ほぐせば、納得できるのか、
具体的な改善点が正論なのか、妥当性があるのか。


仕事で厄介なのは、正論が通るとは限らない所。
優先事項が必ずあって、手順や説明が後回しになったりする所。
飛ばされた部分は、手続き上必要なこともあれば無いこともある。
何れにせよ、緊急性の度合いだけが優先事項ではない。
しかし、何事にも正論と手続きを優先させれば
それで全てが納得できて、仕事が回ると言うものではない。


怒りや諦めで捨て身になっている時、
誤解や憤りで聴く耳を持たない時、
何をしても無駄で空回りになってしまう時がある、現場の哀しさ。
慌ただしく、余裕が無いこと。直者が損する場合も多々あること。
だから、遠回りでも、何度か足を運んでみる。

ささいなことでカッ!となる男たち

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攻撃性の行動科学 発達・教育編

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聞けば聞くほど新しい事実。上の対応、下の対応、現場の対応、
甚だしい「ホウレンソウ」の欠如と、行き違い。
権利意識とプライドが、自分に情報が回らないことに対する
不当性・不満を武装化させる。


・・・ため息を隠しながら、聞き役に徹する。
さてもさてもの、火曜日。これが、今、自分にできること。
こうならないように、システムを作ることへの第一歩。
横も縦も綻びができれば、繕える様に体制を整える。
これが、今から始めなければならない仕事。


傷ついて職場を去る人間が、
傷がついて当たり前と放り出されるような
そんなことがないように。
壊れるように脆いもんなら、最初から作るなよと毒舌を吐く前に
壊れないように作る方向で、全員が動けるように。
あの頃とは事情が違うというのなら、違ってしまえば機能しない、
そんな乾いた人間関係で繋ぎとめられるものは、
この仕事をする限り、やはり無いのだという事を、
立場を変えれば、明日は我が身なのだという事を、
再認識するために、してもらうために、動く。


私は見る。私は聞く。私は動く。
さてもさてもの、火曜日。

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