Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

放射冷却

昨日今日と朝の冷え込みが強い。
母が今年一番の梅を一枝、朝の食卓に添えてくれた昨日。
天気が良くて晴れている日ほど、朝夕の冷え込みが堪える。
昨夜も研修でスーパーバイズを受けて、帰宅すると真夜中。
駅で車を拾いセルフで給油。新聞と郵便物に目を通し炬燵猫


それでも春の企画の見通しが形になってくるのは嬉しい。
自分が余り創造的な人間ではないと思っていたので、
実は、話したいことは沢山あったのだなあと改めて思う。
もっとも昨日注意されたのは、否定的な物の言い回し。
どうしても「お里が知れる」心の闇よ。


ポジティブ・シンキングという言葉を知っていても、
実際にそういうふうに無理やり考えようとしていては駄目。
自然にそう考え、発言し、行動できるようになっていなければ。
スキナーボックスに入れられた私を行動させるもの、
それは何なのだろう。positive thinkingを有効にさせるものは。
               


言葉尻、語尾、表情、何気ない言い回し、どうしても付いて回る
普段の物の考え方、落ち込み、気後れ、苦い経験、
忘れたくても忘れられぬ諸々から逃れることができず、
無意識に束縛される。その、どうしようもない底なし沼に、
ひきづり込まれないように生きていくために・・・。
             

「・・・してしまった」のではなく「・・・した」
「・・・してしまう」のではなく「・・・する」
無意識の暗黒面に、取り込まれないように考えるのは難しい。
いわゆるフォースの力ってものを持つほど、私は戦士ではない。
ダークサイドの方が余程身近な毎日だ。
だからこそ、意識せねばならぬのだけれど。
だからこそ、言葉に出して読んで
自分自身に言い聞かせなければならないのだけれど。

星からの宅配便

星からの宅配便

今日から同僚が一人病休に入る。代わりは見つからない。
網膜剥離。激務がどういう形で襲ってくるかわからない職場。
疲労困憊、過労蓄積の日々。
明日の母の検査如何によっては、手術を控えている今日。
公私共々思い悩むことは多く、気分転換したい今日。
                 


悩み苦しみが深い程、ほんの少しの出来事にも心が温まる。
辛いことが多ければ多い程、ささやかな心遣いが嬉しい。
嫌なことを見聞きすればする程、いいニュースはないかと敏感になる。
心はいつも放射冷却。天に突き抜ける青空を目指す。
厳しい寒さに朝凍えても、昼間は笑っていられるように。
切ない寒さに夕凍えても、夜温かい食卓につけるように。


この季節、心にはいつも梅の花を一輪挿して。
その馥郁たる香りを楽しもう。
心ゆくまで愛でていよう。
厳寒に蕾ほころぶ心意気。
その姿を胸に刻もう。