シカゴ

風呂上りの娘に着替えさせながら、ＢＳを付けていた。
だって今日は「シカゴ」なんだもん。
映画館では一度見ているけれど、ミュージカル大好きな私、
やっぱりもう一度みたい。
（ちなみに「フェーム」よりは「フラッシュ・ダンス」が好きな私）

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でもね、娘が見るにはちょっと内容が・・・。
でもね、ちょうどやっていた場面が　Cell Block Tango　
ちょっと教育的配慮を要するかなあ、刺激的な衣装と内容。
でも、さすがタンゴのリズムと音楽の迫力に、惹かれる惹かれる。
また、字幕が読める娘は「おかあさん、自業自得って何？」
うーん、殺人犯6人の女性たちの殺人動機を説明するわけに行かず、
適当にごまかしましたが、侮れない娘の質問。

再び「シセロって何？」えーと、ですね。
実はこのシーン、私も気に入っている場面。
昔ブロードウエイで（15年以上前に）観た
「グランドホテル」を思い出させる舞台演出。
まあ、これは映画だけれど、さ。
とにかく、演出の上手さで映像との鮮やかさ・構成が
歌と踊りによって更に際立つシンプルに迫力のある場面、好きだなあ。
娘も同じ好みだったか？

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We Both Reached for the Gun　の方が、人形劇仕立てなので
興味を持つかと思ったら、意外とそうではなかった。
まあ、画面構成は割りとごちゃごちゃしているから、
子供の視点を定めにくいと言えば、そうかもしれない。
腹話術仕立ての演出の面白さ・演技力は、
大人が見るから面白いのであって、子供の興味を引くほどではない？
好みの問題？

ロキシー・ハート（Roxie Hart）・・・レニー・ゼルウィガー
ヴェルマ・ケリー（Veima Kelly）・・・キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
ビリー・フリン（Billy Flynn）・・・リチャード・ギア
この映画を見た方は、どなたがお気に入りでしょうか？
マリリン・モンローを髣髴とさせる金髪の、ちょっと軽い系ヒロインを
レニー・ゼルウィガーは実に見事に演じ切っていましたよね。
でも、崖っぷちのきっぷのいい、ちょっとドスの利いたねーちゃん役の
キャサリン・ゼタ・ジョーンズのダンスにも惚れ惚れとします。
粋にタバコを吸う姿も、今時見ることの出来ない光景ですし。

ラストの華やかなショーの場面。
オープニングのAll That Jazz と相まってブックエンド形式の
きれいな仕上がり、そしてこれでもかと続くクレジット。
さて、娘が興味を示しだしたので、
子供用の「四季」の公演ばかりではなく、
ちょっとばかり背伸びして、大人用の公演に連れて行っても大丈夫かも。

だって、素敵な時間と空間を楽しみたい人が集う場所に、
お子様を連れて行くのはタブーですからね、原則的に。
でも、娘がお友達と出かけてばかりという年齢になるまでに、
かーちゃんの趣味に付き合わせても、大丈夫な時期が来たかと思うと
ちょっと嬉しい。いや、もちろん今までも、
「スウィング・ガールズ」なんかも映画館に一緒に行きましたから、
手応えのある反応はあるな、とは思っていたのですが。

「シカゴ」での反応にちょっと嬉しいかーちゃんです。
「ドラえもん」や、「シュレック」以外にも一緒に見られるものが
増えてくれそうな予感・発見の夜。

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