Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

夢想 曇天

夢の中では、新しい家、きれいな家、沢山の階段。
何故か喫茶店仕様、何故かペンション仕様、何故か洋風。
何故か、1階にも2階にもトイレがある、
あちこちに、シャワー室がある、お風呂がある。
なのに、寝室だけが見当たらない。何故。


夢の中でも、トイレと風呂場をチェックしている。
ドアを開けても開けても自分の部屋がない。
何故か知らない人ばかり。何故か、知らない場所ばかり。
自分に馴染みのない景色、夢の世界が広がっている。
当然、夢の中なのだから、知っているはずのない景色。


何故か川原泉の部屋があった。
昔から大好きな博識で、心温まる作品の漫画家。
私の本を、娘が「うひゃひゃひゃ」と笑い声を上げながら
読むようになってきた、親子2代で楽しめる作家。


森には真理が落ちている」のように、亀になってしまいたい。
そして、「亀でもいい、好きだよ」と言ってもらいたい。
お話の中の冬さんの両親のように、色々あったとしても
歯を食いしばって、にこやかな顔のお父さんとお母さんになりたい。
昔何があったか知らないけれど、みんないるからいいじゃないかと
開き直って生きていきたい。


亀は、陸上では、期待されるほど早く走れない。
亀は、泣きながら、卵を産んでいる所を人には見られたくない。
亀は、誰かを乗せて、竜宮城に行ってしまいたい。
亀は、泥の中で生きていたい。きれいな場所でなくても。
亀は、北の方角を目指している。暑苦しい所は苦手。
亀は、「僕には素敵な亀がいる」と本当は思ってもらいたい。


曇天。花粉が飛ばなければ、嬉しく感じる。
慈雨。けれども交通渋滞で通勤はめちゃくちゃ。
夢。現実から逃避しているようで現実の変形に過ぎない。
家族。棘の中に咲く薔薇の花のよう。
仕事。好きでなければできないはず、なのに辛いことも多い。
何が本当なのかわからない、さて、月曜日。


また、仕事と通院から始まります。

Oh, Good Grief!

Oh, Good Grief!